ビッグベイトロッドを選ぶ3ステップと対応上限ウェイト〜2oz、2oz〜4oz、4oz以上の3タイプに分けてビッグベイトロッドを21本ご紹介します。2024年モデルも充実!目的のスタイルを考え、マッチしたビッグベイトロッドを探してみましょう。

目次

理想のビッグベイトロッドを選ぶ「3ステップ」

まずは理想の1本を選ぶ為に考えるべきことを「3ステップ」にしてお伝えします。
使用するビッグベイトのウェイトについてや、目的の使い方に合ったロッドの長さとテーパーについて、確認してみましょう。

1.適合ルアーウェイトを考えよう

ビッグベイトロッドの選び方としては、まず使用したいビッグベイトのウェイトにロッドが対応できるのか?をチェックしましょう。
表記の最大適合ルアーウェイトよりも重いルアーを投げられるロッドもありますが、適合ルアーウェイトの表記を基準に選ぶのが一般的です。
使用ルアーのウェイトが把握できていない場合は、下記のビッグベイトの代表的なモデルを参考に、何オンスくらいに対応できるロッドが理想か?を把握し、ロッドの適合ルアーウェイトを確認しながら探しましょう。

2oz以下の代表的なビッグベイト

  • ジョインテッドクロー 148S(1.3oz)
  • ジョインテッドクロー 148F(1.2oz)
  • ジョインテッドクロー ラチェット144(1.2ozクラス)
  • KAREN180(約50g・約1.76oz)
  • サイレントキラー145(1.5ozクラス)
  • スライドスイマー145(1.8ozクラス)
  • ブルシューターjr130mm(2oz)
  • ジョインテッドクロー 178(2ozクラス)

2oz〜4ozクラスの代表的なビッグベイト

  • ガンタレル160mm(2.5ozクラス)
  • MEGADOG-X 180m(2.1/2oz)
  • ジョインテッドクロー ラチェット184(2.5ozクラス)
  • サイレントキラー175(2.5oz、2.8oz)
  • スライドスイマー175(2.6oz、2.8oz)
  • バスロイド(3ozクラス)
  • ブルシューター160(3.5oz、3.7oz)
  • ダウズスイマー220SF(3.6oz)
  • ジョインテッドクロー マグナム230mm(4ozクラス)

4oz以上の代表的なビッグベイト

  • ギガンタレル(5.4oz)
  • サイレントキラー250(5.8oz)
  • ブルシューター190mm(6.4oz)
  • スライドスイマー250(6.2oz)
  • ジョイクロ尺ONE303mm(9.3ozクラス)
  • ロマンメイド マザー300mm(11ozクラス)

2.ロッドの長さを考えよう

ビッグベイトロッドには、7フィート台前半のモデルが多く、6フィート台から8フィート台まで幅広く存在します。
ビッグベイトを使った釣りを広くカバーしたい場合は、7フィート台前半がおすすめです。

カバー撃ちなど近距離を中心とした釣りや、ロッドでのルアー操作を多用する場合などは6フィート台も。
ロングキャストを中心とした釣りや、大型のビッグベイトを使用する場合は、7フィート台後半〜8フィート台前半も検討してみましょう。

3.理想のテーパー(調子)を考えよう

最後にビッグベイトロッドのテーパー(調子)について考えてみましょう。
テーパーは、ルアー操作がしやすいか、キャストがしやすいかなど、使いやすさに関わってきます。
テーパー以外にも素材やティップなど、モデルのセッティングによっても使いやすさは変わりますが、テーパーについて知っておくと、ビッグベイトの目的の使い方にあったロッドを選びやすくなります。

ビッグベイトロッドで多いテーパー

ビッグベイトロッドで多いテーパーは、スロー、レギュラー、レギュラーファスト、ファストになります。
中でも特に多いのがレギュラーとレギュラーファストです。

  • スロー:全体的に曲がる
  • レギュラー:ロッドの中心を支点に曲がる
  • レギュラーファスト:レギュラーとファストの中間を支点に曲がる
  • ファスト:先端側から全体の約3分の1を支点に曲がる

テーパーの違いを見て理想のテーパーを考えよう

ビッグベイトロッドに多い4種類のテーパーの特徴を見て、理想の使い方にあったテーパーを把握してみましょう。

1.キャスト&乗せやすいテーパー「スロー、レギュラー」

遠くのポイントへのアプローチのしやすさや、重たいルアーの投げやすさ、狙ったところへキャストのしやすさなどの要素を重視する場合は「スローテーパーやレギュラーテーパー」が使いやすくなります。

また、ビッグベイトのリトリーブ中のバイトを乗せやすい特徴もあり、リトリーブ中心の使い方でも理想的なテーパーになります。

2.ルアー操作&掛けやすいテーパー「ファスト」

続いて、細かなルアー操作や不規則なルアー操作など、積極的にロッドでルアー操作を行う場合は、「ファストテーパー」が使いやすくなります。
ビッグベイトロッドでは少ないテーパーになりますが、ビッグベイトロッドのファストテーパー採用のモデルは、テクニカルな使い方で活躍するモデルが代表的です。
また、積極的にバイトを掛けていく際にも使いやすいテーパーになります。

3.バランスの良いテーパー「レギュラーファスト」

キャスト性能やルアー操作、乗せやすさ掛けやすさ等、総合的にバランスが良いビッグベイトロッドが多いのが「レギュラーファスト」のロッドになります。

ビッグベイトロッド21選/3つの対応ウェイト別

ここからは、ビッグベイトの釣りに理想的なロッドをご紹介します。
扱えるルアーウェイトの上限が2oz以下のモデル。2oz〜4ozのモデル、4oz以上のモデルの3つに分けてご紹介します。
目的のビッグベイトの釣りにマッチした1本を探してみましょう。

【〜2oz】ビッグベイトロッド5選

まずは、適合ルアーウェイトの上限が2oz以下に入るモデルをご紹介します。
一般的なバス用ルアーも使えるモデルが多いロッドでもあり、ヘビーバーサタイルモデルや、カバー撃ちが得意なモデルなど、ビッグベイト以外にも使いたいルアーにマッチした一本を探してみましょう。
また、初めてのビッグベイトに挑戦しやすい2023年発売の、手に取りやすいエントリークラスのロッドもおすすめです。

1.シマノ エクスプライド 163MH+「操作系が得意なショートロッド」

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シマノ(SHIMANO)
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  • 適合ルアーウェイト:10〜42g(約3/8oz〜1.5oz)
  • テーパー:レギュラー
  • ロッド長さ:1.91m(6フィート3インチ)
  • 硬さ:MH+

シマノバスロッドの中価格帯シリーズで、あらゆるテクニックに対応できる豊富なラインナップやシマノの先端技術が光る22エクスプライド。

中でも163MH+は、ミドルクラスの操作系ビッグベイトに使いたいモデル。
シリーズに加わった2024年新作モデルで、小さめのフロッグやジグなどの釣りにも対応。
短めのレングスが、キャストの範囲が限られるオカッパリや小型ボートでのバス釣りにも理想的です。

2.シマノ 24ポイズンアドレナ 164MH-SB「オーバーハング攻略に」

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シマノ(SHIMANO)
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  • 適合ルアーウェイト:10〜42g(約3/8oz〜1.5oz)
  • テーパー:レギュラー
  • ロッド長さ:1.93m(6フィート4インチ)
  • 硬さ:MH

同一モデルでの軽量化を前作から10%以上実現させた軽量×高強度シリーズ、2024年Newポイズンアドレナ。
24年にフルモデルチェンジされ、エンドグリップキャップを取り除いたことで、軽量化と振動伝達性能アップ。
スパイラルXコアなど充実した先端技術が搭載されています。

中でも164MH-SBは、オーバーハングでのビッグベイトの釣りが得意なモデル。
アンダーキャストやサイドハンドキャストで正確なキャストがしやすい長さやテーパーで、フロッグの釣りにも対応できる一本です。

3.シマノ 24ポイズンアドレナ 174H-LM「低弾性カーボンティップ」

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シマノ(SHIMANO)
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  • 適合ルアーウェイト:14〜56g(約1/2oz〜2oz)
  • テーパー:レギュラー
  • ロッド長さ:2.24m(7フィート4インチ)
  • 硬さ:H

2024年にフルモデルチェンジされたシマノ注目のシリーズ、ポイズンアドレナ。
最先端技術を活かした軽快な操作性や高感度が魅力。
手が届きやすく、コスパの高さも嬉しいシリーズです。

中でも174H-LMは、低弾性のカーボンティップが特徴的。
これによりリトリーブ中の感度が高まり、ビッグベイトやスイムベイト、マグナムクランク等の動きを把握しやすく、よりバイトチャンスを生み出せるセッティングになっています。

4.ツララ Monstruo”G” 70MHC「2ozのスローリトリーブに」

  • キャストウェイト:3/8~2oz
  • テーパー:レギュラーファースト
  • ロッド長さ:7フィート

琵琶湖の巨大バスに対応できるモデルが揃うモンストロシリーズ。
2024年には、Monstruo”G” 70MHCが発売。
フリーリグが得意なモデルで、ビッグベイトでは2ozクラスのスローリトリーブで特性を発揮!
また、スイムジグにも適したセッティングで、ビッグバスとのファイトがしやすいGシリーズの魅力や強くて軽い特徴も嬉しいポイントです。

5.ダイワ スティーズ C610H-SV「テクニカルなカバー撃ちに」

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ダイワ(DAIWA)
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  • 適合ルアーウェイト:3/8~2oz(11~56g)
  • テーパー:F→S(マルチテーパー)
  • ロッド長さ:2.08m(約6フィート10インチ)
  • 硬さ:H

ダイワのバスロッドの中で、代表的な上位シリーズにあたるスティーズ。
15年ぶりにフルモデルチェンジし、上位モデルならではの先進技術搭載で強化。
超高感度なモデルやアキュラシーキャストが得意なモデルなど、ハイスペックなラインナップが魅力。

中でもC610H-SV ハリアーは、テクニカルなカバーでの釣りが得意なモデルで、2oz級のビッグベイトやラバージグ、ワームの釣りもこなせるモデル。
高い感度を備え、低弾道でのカバー撃ちなどアキュラシーキャストも得意な1本です。

【2oz〜4oz】ビッグベイトロッド9選

続いて、適合ルアーウェイトの上限が2oz〜4ozに該当するモデルをご紹介します。
野池などの小規模フィールドや湖など、最も出番が多くデカバスもキャッチしやすいサイズ感とも言えるウェイトに対応したロッドになります。
瞬発的なルアー操作が得意なモデルやリップ付きビッグベイトが得意なモデル。様々な魚をターゲットにできるモデルなど、様々なタイプのロッドをチェックしてみましょう。

1.メガバス レヴァンテ F7-72LV「軽量、キャスト性能」

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メガバス(Megabass)
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  • 適合ルアーウェイト:1/2〜3oz
  • テーパー:レギュラー
  • ロッド長さ:7フィート2インチ
  • 硬さ:F7(エクストラヘビー)

レヴァンテは、B.A.S.S.エリートシリーズで活躍するUSAモデルの技術をベースに、日本のフィールド向けに開発されたシリーズ。
先進技術を搭載し、シャープなキャスト性能や持ち重りの少ない操作しやすいロッドバランスが◎
様々な握り方で使いやすく感度も備えたグリップ設計もgood。

中でもF7-72LVは、軽さを備えビッグベイトを振り抜くキャスト性能が◎
また、リフティングパワーもありモンスターとのやりとりも安心。
ビッグベイト以外にも、ジグやテキサス、大型のスピナーベイトやディープクランク、フロッグと、パワーゲームを広くこなせるのも強みの1本です。

2.テイルウォーク 22フルレンジ C71XH「パワーフィッシング全般に」

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  • 適合ルアーウェイト:1/4-2.5oz
  • テーパー:レギュラー
  • ロッド長さ:7フィート1インチ
  • 硬さ:XH

幅広く釣り用品をリリースするテイルウォークの代表的なバスロッドシリーズが、22フルレンジ。
手の届く価格で用途に特化したモデルも充実した多くのラインナップが特徴。

中でも2023年の追加モデルである22フルレンジ C71XHは、1/4〜2.5ozと広いルアーウェイトに対応したパワーフィッシング全般をカバーするモデル。
素直なティップからベリーにより、狙いを定めたキャストでバイトチャンスを増やすこともしやすいセッティングも◎
デカバスとのやりとりで有利になるバットパワーを備えているのも安心です。

3.ダイワ ファントム リベラリスト 703MH+RSB「ビッグベイト・多魚種にも」

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ダイワ(DAIWA)
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  • 適合ルアーウェイト:10-70g(約3/8oz〜2.5oz)
  • ロッド長さ:2.13m(約7フィート)
  • 硬さ:MH+

ダイワから2023年にリリースされたファントム リベラリスト。
汎用性の高い特徴を持つバスロッドを進化させ、あらゆる魚をターゲットにできるルアーロッドシリーズ。
汎用性の高さだけでなく、操作性の高さも兼ね備えているのも特徴。

中でもビッグベイトの釣りをカバーするのが、ファントム リベラリスト 703MH+RSB。
ロングフォアグリップを採用することで、大物とのやりとりがしやすく、重量級ルアーの操作性の高さも◎
カバーゲームにも理想的で、バス以外ではシーバスやロックフィッシュ、ボートでの青物など、広い魚種をカバー。
ベリーから負荷に合わせて曲がるセッティングにより幅広いルアーの扱いやすさも強みです。

4.ツララ Flanger71HC「2ozビッグベイト対応ハネモノ専用モデル」

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  • キャストウェイト:28〜85g(1oz〜3oz)
  • テーパー:レギュラーファースト
  • ロッド長さ:7フィート1インチ

1~3ozのハネモノやトップが得意なハネモノ専用ロッド、フランジャー 71HC。
ピンポイントキャストが得意で、様々な場所からあらゆるキャストが必要なオカッパリの釣りにベストマッチ。
操作性や遠投性能も備えたロッドで、ビッグベイトの釣りでは2ozクラスとの相性が◎
水面を這うハネモノルアーを使うロッドのため、うねりのあるサウンドを奏でるギターのエフェクター(Flanger)をイメージしたネーミングも、遊び心があって魅力です。

5.シマノ バンタム 1711MH+-SB/2「ロングバット&ソフトティップ設計」

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シマノ(SHIMANO)
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  • 適合ルアーウェイト:10〜100g(約3/8oz〜3.5oz)
  • テーパー:レギュラーファスト
  • ロッド長さ:2.41m(7フィート11インチ)
  • 硬さ:MH+

バス釣りの本質を追求し開発されたシマノの代表的なバスロッド、バンタム(Bantam)。
2022年にモデルチェンジし、素材に巻くテープの構造により強度が10パーセント以上アップ。
また継ぎ設計モデルでは、パワーとアクションの役割を考えて継ぎにしかできないセッティングに最適化。

中でも22バンタム 1711MH+-SB/2は、ワン&ハーフ2ピース設計でロングバットでのフッキングのしやすさや、空気抵抗のあるアンブレラリグ、リップ付きビッグベイトの投げやすさも◎

様々なビッグベイトに対応できる柔軟性のあるソフトティップを採用し、マグナムクランクやヘビーウェイトのスピナーベイトなどもカバー。
ビッグベイトの力強いキャストがしやすいEVAグリップ採用モデルで、雨の中でも手が滑りにくいのも魅力の一本です。

6.メガバス Brand New DESTROYER F7.1/2-75X「軽快な操作で誘うハイパワーロッド」

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メガバス(Megabass)
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  • 適合ルアーウェイト:3/4〜4oz
  • テーパー:MEDIUM FAST→REGULAR
  • ロッド長さ:7フィート5インチ
  • 硬さ:F7(エクストラヘビー)

メガバスのバスロッドの中でも長い歴史を持つ代表的なバスロッド、Brand New DESTROYER(ブランニュー デストロイヤー)。
様々な先進テクノロジーを駆使したハイスペックモデルで、メガバスらしい美しいデザインも魅力のシリーズ。

中でも2024年新作 F7.1/2-75Xは、ゴーラムやアイスライド、ヴァタリオン等のビッグベイトを使った、軽快な操作が可能なハイパワーモデル。
5Dグラファイトシステムでパワー面とモンスターに口を使わせるルアー操作性を両立。
フッキングから大物とのファイトもスムーズなスペックになっています。

7.シマノ ディスラプション BIG BAIT C610-XX「テクニカルなスタイルに」

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  • 適合ルアーウェイト:18~72g(約5/8〜2.5oz)
  • テーパー:ファスト
  • ロッド長さ:2.08m(6フィート10インチ)
  • 硬さ:XX(2X)

シマノから2023年に発売のビッグベイト専用ロッド、ディスラプション。
積み上げてきた経験と持論を否定し、一から作ることで更なる進化を目指したシリーズ。
ビッグベイトでの釣りであれば魚種問わず使用できる設計で、ビッグベイトの釣りで出番の多い2-3oz、4-6ozに対応したロッドがラインナップ。

ロッドの特にこだわった強み部分としては、遠くまでアプローチが可能になる遠投性能の高さ。魚をしっかり掛けて、主導権を握らせずに寄せる強いバット。
素早い動きでのリアクションバイトも誘えるルアーの操作性。

中でも、ファストアクションでテクニカルにアプローチできるのが、ディスラプション BIG BAIT C610-XX。
高速巻きやジャーク、トゥイッチなどルアー操作性が高く、ロッド自体の操作性の高さも強みの一本です。

8.エバーグリーン オライオン OCSC-71H+「先進技術による高性能ロッド」

  • 適合ルアーウェイト:7~84g(1/4~3oz)
  • テーパー:レギュラー
  • ロッド長さ:2.15m(約7フィート1インチ)
  • 硬さ:H+

菊元俊文プロが開発に携わる注目のシリーズ、オライオン。
強さと軽さを兼ね備え、ルアーやストラクチャーの状態を把握しやすい超高感度が◎
先進技術による復元力を活かした体への負担の少ないキャストやカバーでの有利なやりとりも強み。
ブラックを基調とし、質感にもこだわった高級感溢れるデザインも楽しめます。

中でもOCSC-71H+ ブラックローズは、パワーロッドを感じさせない軽快な操作性で、ビッグベイトの正確なキャストや低弾道キャスト、ジャークなどのルアー操作性も魅力。
また、ジグやテキサス、フロッグなどを使ったカバーの中からの強引なランディングやカバーの中でのバイトを捉えやすい高感度も強みの1本です。

9.エバーグリーン GT3RS-C71MH-TG40X「世界的人気ロッドの後継」

  • 適合ルアーウェイト:3/8~3oz(10.5~84g)
  • テーパー:ハイテーパー
  • ロッド長さ:2.17m(約7フィート1インチ)
  • 硬さ:MH

世界的な人気を誇るGT2RSの後継モデルとして2024年に発売されるスーパースタリオンGT3RS。
ルアー操作時は程よい張りによる操作性の高さとキャストやファイト中はしっかりと柔軟な反発をする絶妙なバランスを実現させたモデル。
高強度高弾性カーボンであるトレカ®M40Xによる、耐久性と軽量性能も◎
ブレードジグやスイム&ビッグベイト、クランクベイトやバイブレーション。ジグ、テキサスなどのヘビー級ルアーを広くこなせます。

【4oz以上】ビッグベイトロッド7選

最後に、適合ルアーウェイトの上限が4oz以上に該当するモデルをご紹介します。
6ozまでのビッグベイトに対応したモデルや、6oz以上のジャイアントベイトも扱えるモデル。
大胆で繊細な操作が可能なショートロッドや、離れた場所からモンスターにアプローチ可能なロングロッドなども!

1.テイルウォーク ナマゾン モバイリー C594XXH「世界を舞台に大胆で繊細な攻め」

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テイルウォーク(tailwalk)
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  • 適合ルアーウェイト:1.5〜8oz
  • テーパー:レギュラー
  • ロッド長さ:5フィート9インチ
  • 硬さ:XXH

ナマゾンモバイリーは、世界を舞台に様々な魚を狙えるマルチピースシリーズ。
バットやリールシート、グリップ他、対ビッグフィッシュを想定した細部の設計が魅力。
2024年にも新作が複数本追加されています。

中でも24年新作のC594XXHは、大胆さと繊細さを兼ね備えた攻めができるモデルで、ビッグベイト向けとしては珍しい5フィート台後半のショートモデル。
最大8ozまでのビッグベイトに大型トップやフロッグなどに対応。
精度の高いピンポイントキャストや繊細なルアー操作が可能で、水面へティップを向けた操作にも適したレングスです。
バスやシーバス、バラマンディ他世界中の魚をターゲットにできるシリーズコンセプトも◎

2.シマノ エクスプライド 180XXH-SB「気配を消すロングアプローチ」

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シマノ(SHIMANO)
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  • 想定購入価格:2.6万円前後
  • 適合ルアーウェイト:MAX 300g(MAX 約10.5oz)
  • テーパー:レギュラー
  • ロッド長さ:2.44m(8フィート)
  • 硬さ:XXH

10%以上の軽量化によって操作性や感度が向上した、2022年フルモデルチェンジの、エクスプライド。
シマノのバスロッドの中では特に人気のシリーズで、特定のメソッドに特化させたモデルも充実しているのが特徴的でした。
今回は最新トレンドをカバーできるラインナップも注目です。

中でも2023年の追加モデルであるエクスプライド 180XXH-SB(SWIM & BIG BAIT Concept)は、人の気配を感じさせない遠くのデカバスへのアプローチが可能なモデル。
6oz以上もカバーできるスペックで、ビッグベイトを遠くのポイントへ精度の高いアプローチがしやすい、投げやすさやセッティングも特徴です。

3.メガバス OROCHI X10 F9-710XT「X10ブランクス採用」

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メガバス(Megabass)
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  • 想定購入価格:4.6万円前後
  • 適合ルアーウェイト:1 – 7oz
  • テーパー:レギュラー
  • ロッド長さ:7フィート10インチ
  • 硬さ:F9

メガバスより2023年発売のオロチX10シリーズ。
自然素材を特殊加工し、主軸素材として採用した全く新しい素材のバスロッド。
これにより更なる軽量化や耐衝撃性能、軸ブレを抑える制振性能が向上。ロッド製造時のCO2排出量が95%減という、環境にやさしい現代的な特徴もポイント。

中でもOROCHI X10 F9-710XTは、シリーズの中でも最強のモデル。
ワールドレコードクラスとのファイトで有利になるハイトルクが強み。
7ozクラスまでのビッグベイト&マグナムベイトを使ったロングディスタンス攻略が得意で、パンチングやフロッグなどもカバーできる一本です。
長時間使用での疲労を軽減できるX10ブランクスの軽量性やロッドバランスも◎

4.シマノ バンタム 168XH-SB/2「ショートキャストから遠投も」

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シマノ(SHIMANO)
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  • 想定購入価格:5.1万円前後
  • 適合ルアーウェイト:MAX 150g(MAX 約5.3oz)
  • テーパー:レギュラーファスト
  • ロッド長さ:2.03m(6フィート8インチ)
  • 硬さ:XH

スパイラルXコア+ハイパワーXを搭載し、10%以上の強度アップに成功した、22バンタム。
ステンレス製ガイドフレームなど、耐久性があり長く愛用できるのも魅力のシリーズ。

中でも22バンタム 168XH-SB/2は、ビッグベイトやジャイアントベイトが得意なモデル。
ワン&ハーフ2ピースモデルで、強いバットでのリフトパワーやキャスト性能も◎
キャスト時に力が入りやすく雨天でも滑りにくいEVAグリップ採用も魅力。
軽くて強い設計で操作性が高く、展開の早いショートキャストから遠投もこなせる絶妙な長さも強みの一本です。

5.ツララ Monstruo”ConceptDestruction” 77HSC「リップ付きビッグベイトに◎」

  • 想定購入価格:5.2万円前後
  • キャストウェイト:3/8〜6oz
  • テーパー:レギュラー
  • ロッド長さ:7フィート7インチ

2022年リニューアルのモンストロシリーズ。
中でもConceptDestruction(コンセプトディストラクション)は、難易度の上がる近年の琵琶湖でモンスターバス攻略を目的としたテクニカルシリーズ。

複数のモデルの中でも、リップ付きビッグベイトを得意とするのが、Monstruo”ConceptDestruction” 77HSC。
しなやかでトルクも持たせた抵抗の大きいルアーを使いやすいセッティングで、魚に抵抗させないファイトのしやすさも◎
5ozクラスのフルキャストが可能で、マグナムクランクやバイブレーション、ミノー、スコーンリグやテキサスリグなど、広くカバーできるのも特徴の一本です。
細部まで凝ったかっこいいデザインもgood。

6.シマノ 21ポイズングロリアス 165XH-SB「軽く感じる重心設計」

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  • 想定購入価格:5.8万円前後
  • 適合ルアーウェイト:MAX 150g(MAX 約5.3oz)
  • テーパー:レギュラーファスト
  • ロッド長さ:1.96m(約6フィート5インチ)
  • 硬さ:XH

用途に合わせ、釣りをしている時に軽く感じる重心を最適化したラインナップが魅力の、21ポイズングロリアス。
また、より使いやすくするためのグリップの形状や素材、ブランクスの素材など用途に合わせ細部まで抜け目ない設計も特徴。

中でもビッグベイト向けなのが、瞬発的なルアー演出が得意な165XH-SB。
トゥイッチやリーリングジャークに対応でき、移動距離の少ないルアーアクションも可能。
テクニカルなビッグベイトの釣りで多い、サイドハンドキャストでのタイトにカバーを狙った使い方もしやすい一本です。

7.シマノ ディスラプション BIG BAIT C78-XXXX「4-6ozクラスに理想的」

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  • 想定購入価格:7.5万円前後
  • 適合ルアーウェイト:42~168g(約1.5oz〜6oz)
  • テーパー:レギュラーファスト
  • ロッド長さ:2.34m(7フィート8インチ)
  • 硬さ:XXXX(4X)

2023年シマノからリリースのビッグベイト専用シリーズ、ディスラプション。
ラインナップは2本のモデルで、使用頻度の高いウェイトをカバーできる2-3ozモデルと4-6ozモデルが発売。
ビッグフィッシュにアプローチできる貴重な機会を逃さないためのロングキャスト性能。しっかり掛けてファイトでも有利に対応できるバットの強さ。
積極的なルアー操作で誘えるルアー操作性の高さが魅力。

中でも、ディスラプション BIG BAIT C78-XXXXは、4-6ozクラスを扱うのに安心感のある強さと、美しい曲がりが魅力。
積極的なルアー操作も行いやすく、8の字操作などもしやすい特徴も◎
ワンアンドハーフの2ピース設計による、用途にマッチしたテーパーの実現と、魚種問わずビッグベイトの釣りが楽しみやすい持ち運びやすさも強みの一本です。

まずは低予算でビッグベイトを試したいなら

ビッグベイトの釣りがだんだんと一般的になってきている中で、ビッグベイト対応のロッドが低予算でも手に入りやすくなっているように感じます。
ビッグベイトを使ったことがない場合は、「ホントに釣れるの?」って疑問があると思います。
まずは低予算で「釣れるのかどうか試したい」場合におすすめなのが1万円台前半で手に入るロッドです。
大手釣りメーカーのダイワ、シマノより2本ピックアップしました。

ダイワ タトゥーラ XT 6111HSB「お手頃・S字系に」

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ダイワ(DAIWA)
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  • 適合ルアーウェイト:11〜113g(3/8〜4oz)
  • テーパー:スロー
  • ロッド長さ:2.11m(約6フィート11インチ)
  • 硬さ:H

世界的なダイワのブランドであるタトゥーラ。
2024年には国内のフィールドを想定したスペックのロッドが登場!
コスパに定評のある人気のタトゥーラベイトリールとも相性抜群です。

中でも現在(2024/05/01)用意されているビッグベイトモデルが、6111HSBと2ピースモデルの6112HSB。
約6フィート11インチと岸、ボートどちらも対応しやすい長さで、S字系の動きを引き出すスローテーパーも◎
マグナムクランクやフロッグ、ヘビキャロやジグなどもこなせる一本です。

シマノ バスワンXT+ 1610H-SB/2「専用調子を採用したエントリーモデル」

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シマノ(SHIMANO)
¥9,240 (2024/05/04 20:27:45時点 Amazon調べ-詳細)
  • 想定購入価格:1.1万円前後
  • 適合ルアーウェイト:14~56g(約1/2〜2oz)
  • テーパー:レギュラーファスト
  • ロッド長さ:2.08m(6フィート10インチ)
  • 硬さ:H

バスワンXT+はシマノの2023年発売のロッドシリーズ。
手頃な価格のエントリークラスながら、ビッグベイトから軽量ルアーまで、目的のルアーにマッチした専用の調子を適用させたラインナップが魅力のシリーズ。

中でもビッグベイトの釣りにマッチするのが、バスワンXT+ 1610H-SB/2。
重量ルアーのキャストのしやすさとビッグベイトの動きを引き出す調子が◎
繰り返しキャストする際の操作性が高い軽さやリールシート設計も魅力の一本です。
初めてのビッグベイトの釣りにも用意しやすい価格もgood。

理想の1本で、この釣りの楽しさを体感しよう!

今回は、理想的なビッグベイトロッドの選び方やおすすめロッドをご紹介しました。ビッグベイトは数は釣れないですが、釣れたらビッグサイズがほとんどです。
また、単純な釣りに見えて様々なビッグベイトの使い方や使うシーン、それぞれに合ったタイプのロッドなど豊富に存在します。
初めてのビッグベイトロッドやこだわりの1本を用意して、ぜひ釣り場でこの釣りの楽しさを体感してみましょう!