琵琶湖などのビッグレイクで圧倒的な実績を誇るヘビキャロ。4インチ前後のワームを大遠投し、警戒心の強いランカーバスを攻略する醍醐味は格別です。しかし、遠投性能と繊細なワーム操作を両立させる必要があるこの釣法は、一見シンプルに見えて実は使用するロッドとリールの性能が釣果に直結する奥深い世界でもあります。

「なかなか思うような飛距離が出ない」「遠くのアタリを感じ取れない」といった悩みを解決し、ヘビキャロの魅力を最大限引き出すには「理想的なベイトロッド&リールの選び方」が重要なポイントとなります。

今回は、目的のフィールドにぴったりな理想のタックルを見つけるため、選び方のコツから具体的な推奨モデルまでご紹介します。

ヘビキャロ向けベイトロッドの選び方

出典:shimano

ヘビキャロで理想的な釣果を得るためには、適切なタックル選びが不可欠です。遠投性能と繊細な操作性を両立させる必要があるこの釣法では、ロッドとリールそれぞれに求められる性能が明確に決まっています。
まずは基本的な選び方のポイントを詳しく見ていきましょう。

1.ロッドの長さは7フィート以上

遠投性能が必要になるヘビキャロでは、ロッドにしっかりと重みを乗せて飛ばすことができる、7フィート以上のロッドを選択するのが理想です。
琵琶湖などのメジャーフィールドでは、8フィート以上のロッドを用意する場合もあります。

また、長さがあると、遠くからの移動距離をおさえたルアー操作、フッキング、ウィードエリアなどで潜られにくいといったメリットもあります。

ただし、長さを求めすぎるとロッドが重たくなりすぎるケースもあるので、使用フィールドに合った長さを選びましょう。

2.ロッドの硬さは、MH~XH

出典:daiwa

ヘビキャロ用に使うロッドは、MH(ミディアムヘビー)、H(ヘビー)、XH(エクストラヘビー)から選択するのが一般的です。
また、ウィードが多いエリアなどでは、ウィードをほぐしたり、切ったりといった事が必要になってくるので、ティップに張りがあるのが理想的です。

※MH+など、メーカーによって絶妙な硬さのモデルもあります。また、ティップとバットの硬さが変わるロッドなどもあります。

3.テーパーは、レギュラーファストorファスト

出典:daiwa

ヘビキャロ用として選ばれるロッドのテーパー(調子)は、キャストのしやすさとルアーの操作性を両立したレギュラーファストや、繊細なルアー操作や高感度が特徴のファストのロッドが一般的です。

また、ロッドによっては特殊なテーパーのモデルもあります。

ヘビキャロ向けベイトリールの選び方

出典:shimano

ヘビキャロで理想的な釣果を得るには、ロッド選びと同様にリール選びも重要な要素となります。
遠投性能と効率的な回収を両立させるベイトリールの選び方について、具体的なスペックとその理由を詳しく解説していきます。

1.ラインキャパがある

遠投することが一般的なヘビキャロの釣りでは、ラインをしっかり巻けるラインキャパの大きいベイトリールが理想的です。
目安としては、使用ラインが80m程度収まるスペックなら安心です。

2. ハイギアが理想

出典:daiwa

ギア比はハイギアの機種が理想的です。遠投してトレースする必要がないポイントは回収する際や、沖でフックにウィードが引っかかったといった場合に、回収が早いと効率的です。
また、遠くからでもラインスラッグを早く回収してフッキングできたり、巻き合わせがしやすい強みもあります。

ギア比7.0以上のハイギアモデルなら、効率的な釣りが可能になり、一日のキャスト回数も格段に増やせます。

3. 遠投性能&ブレーキ性能

遠投性能やライントラブルを防げるブレーキ性能ですが、最近はよほど安価な機種を選ばない限り、十分な飛距離やブレーキ性能が備わっています。
少しでも遠くへ飛ばす必要があるフィールドなどでは、遠投性能の高い機種を検討してみましょう。

ヘビキャロ向けベイトロッド!推薦モデル14本

ここからは、ヘビキャロ向けのベイトロッドを低〜中価格帯6本とワンランク上のモデル8本に分けて、合計14本ご紹介します。1万円台のコスパ重視モデルから8万円クラスの高級機まで、幅広い価格帯から厳選した理想的なロッドを探してみましょう。

【低〜中価格帯】ヘビキャロ向けベイトロッド6本

1. 「コスパ最強の新世代パワーストロングモデル」ダイワ タトゥーラ XT 732HFB

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ダイワ(DAIWA)
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2024年に登場したタトゥーラXTシリーズの中でも、パワーフィッシングに特化した7フィート3インチのパワーストロングモデル。1万円台前半という手頃な価格帯でありながら、ダイワの最新技術を惜しみなく投入した次世代ベイトロッドです。

732HFBは「パワーストロングモデル」として、太軸フックを貫通させる瞬発力とモンスター級をカバーから引き離すパワーを備えた設計となっています。

適合ルアーウェイト11~42g(3/8~1・1/2oz)で、1ozクラスのヘビキャロシンカーを余裕でキャストできるパワーを備えています。

添付のルアー適合表を見ると、ヘビーキャロライナリグに対して最適な二重丸が付いており、メーカーも推奨する使用法の一つとなっています。

また、ラバージグやテキサスリグなどの重量級ボトム系ルアーも得意で、カバー撃ちからオープンウォーターでの遠投まで多彩な釣りに活躍します。

2. 「パワーバーサタイルロッド」シマノ ゾディアス172MH-2

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  • 想定購入価格:1.6万円前後
  • ロッド長さ:2.18m(約7フィート2インチ)
  • ロッドの硬さ:MH
  • 適合ルアーウェイト:10~30g
  • テーパー:ファースト
  • 自重:125 g

高感度グリップやネジレ抑制のハイパワーXなど、ヘビキャロの釣りに嬉しいスペック搭載のシマノ ゾディアス。
中でも湖やおかっぱりでのロングキャストが得意なのが、ゾディアス172MH-2。

パワーバーサタイルロッドで、遠くからリグの状態を把握しやすい感度やフッキングがきまりやすいパワーも◎
ヘビキャロに対応できるスペックで、ラバージグやテキサスリグ、スピナーベイトとも相性のいい一本です。

3. 「操作性の高いパワーゲームロッド」シマノ 22エクスプライド 172H

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  • 想定購入価格:2.3万円前後
  • 長さ:2.18m(7フィート2インチ)
  • 硬さ:H
  • 適合ルアーウェイト:14〜42g
  • テーパー:ファスト
  • 自重:120g

エッジタイプのカーボンモノコックグリップを搭載し、操作性や軽さが向上した、2022年 シマノ エクスプライド。
中でも22エクスプライド 172Hは、デカバスを想定した強さを備えたモデル。

デカバスの上顎を貫くフッキングパワーを備え、リグの状態を捉えやすい感度やキャストしやすい軽さも◎
ヘビキャロやテキサス、ジグと相性が良く、ビッグベイトなどもこなせる一本です。

4. 「長めのバーサタイルモデル」テイルウォーク 22フルレンジ C72MH

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テイルウォーク(tailwalk)
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  • 想定購入価格:2.4万円前後
  • ロッド長さ:7フィート2インチ
  • ロッドの硬さ:MH
  • 適合ルアーウェイト:3/16-1oz
  • テーパー:レギュラー
  • 自重:137g

ヘビキャロの釣りはもちろん、撃ち物ルアー&巻き物ルアーを広くカバーするバーサタイルモデル、テイルウォーク 22フルレンジ C72MH 23年追加モデル。
遠くへのアプローチがしやすい長めのロッドで、張りがあって曲がるセッティングが高い汎用性を発揮。

ヘビキャロやフリーリグ、スピナーベイトやメタルバイブ、スイムジグやラバージグ他数多くのルアーにマッチする一本です。

5. 「リグの繊細な操作」フェンウィック リンクス LINKS610CMHP+J

フェンウィック リンクス LINKS610CMHP+J ティムコ
  • 想定購入価格:2.9万円前後
  • ロッド長さ:208cm(6フィート10インチ)
  • ロッドの硬さ:MHP+
  • 適合ルアーウェイト:7〜21g
  • テーパー:ミディアムファスト
  • 自重:112g

ヘビーキャロライナリグロッドとしても力を発揮する、ティムコ フェンウィック リンクス LINKS610CMHP+J 23年追加モデル。

繊細にリグを操作できるセッティングで、テキサスリグや高比重ノーシンカーワーム、カバージグなどとも相性◎

ボトムや遠くからのバイトを感知しやすい高感度ロッドで、しっかりとフッキングし、手元までバスを寄せてくるリフティングパワーも魅力の一本です。

6. 「携行性&汎用性が◎」ダイワ ブラックレーベル トラベル C73H-5

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ダイワ(DAIWA)
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  • 想定購入価格:3.4万円前後
  • 長さ:2.21m(約7フィート3インチ)
  • 硬さ:H
  • 適合ルアーウェイト:3/8~3oz(11~84g)
  • テーパー:ファスト
  • 自重:132g

電車や自転車、バイク、遠征など、持ち運びやすい5ピースモデルの、ダイワ ブラックレーベル トラベル。
中でもヘビキャロと相性のいいモデルが、C73H-5。
大物とのやりとりがしやすいバットパワーを備え、ロングアプローチが可能な長さも◎

水中の状態を捉えやすい感度を備え、ルアー操作しやすいティップもgood。
ジグやフリーリグ、テキサス他、巻き物ルアーも広くカバーできる一本です。

【ワンランク上の】ヘビキャロ向けベイトロッド8本

より高い性能と精度を求めるアングラーに向けた、ワンランク上のヘビキャロロッド8本をご紹介します。

2025年最新のブラックレーベル第4世代から、琵琶湖のモンスターバス専用設計まで、本格的なヘビキャロの釣りで威力を発揮する高性能モデルを厳選しました。

1. 「第4世代への進化を遂げたハイエンドクラス」ダイワ 25ブラックレーベル C70H

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2025年にDAIWAが誇るハイエンドクラスバスロッド「BLACK LABEL」が第4世代へと突入。
グロスからマットへと変貌した精悍な細身ブランク、クールな印象で引き締めるEVAグリップを採用し、質実剛健を下支えする『ユーザビリティ』というコンセプトで、誰もが快適に扱うことができるロッドの操作性を極限まで引き上げています。

C70Hは7フィートのレングスを活かしたジグ・ヘビーテキサス&ヘビーキャロライナスペシャルで、重いシンカーでも正確にキャストできる遠投性能と、繊細なワーム操作を両立させた理想的なモデルです。先代モデルの優れた特性を受け継ぎながら、最新の高弾性カーボン素材により感度と強度を大幅に向上させています。

特筆すべきは、ティップ部分の絶妙な調子設定により、ヘビーシンカーでも穂先が負けることなく、ワームの微細な動きまで演出できる点です。底質の変化やストラクチャーとの接触を明確に手元に伝え、わずかなアタリも見逃さない高感度設計となっています。

2. 「ビッグレイクバーサタイルの決定版」シマノ 24ポイズンアドレナ 173MH

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シマノ(SHIMANO)
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2024年のフルモデルチェンジで前作比10%以上の軽量化を実現した、軽さと強度を兼ね備えた新世代ロッドです。

琵琶湖のような広大なフィールドでヘビキャロを楽しむアングラーにとって、まさに理想的な一本と言えるでしょう。7フィート3インチという絶妙なレングス設定により、遠投性能と幅広いルアー適正、頼もしいフッキングパワーでランカークラスに辿り着く総合力の高さを実現。

キャロライナリグ、ラバージグ、フリーリグ、スピナーベイトに最適で、ヘビキャロでの使用にも十分対応できるスペックとなっています。(適合ルアーウェイト10〜30g)

フルカーボンモノコックグリップによる高強度軽量設計により、長時間の釣行でも疲労を軽減し、集中力を維持したまま大型バスとのファイトに臨むことができます。ジグ&ワームからミディアム級のスイム&ビッグベイトまで幅広くカバーし、1ozクラスのヘビキャロシンカーでも余裕を持ってキャスト可能な一本です。

3. 「地形変化を捉えやすい」シマノ 22バンタム 170MH

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シマノ(SHIMANO)
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  • 想定購入価格:4万円前後
  • 長さ:2.13m(7フィート)
  • 硬さ:MH
  • 適合ルアーウェイト:10〜30g
  • テーパー:レギュラーファスト
  • 自重:125g

バス釣りに必要な本質的なスペックを磨き上げたシリーズ、シマノ バンタム。
よりパワフルになった2022年モデルの中でもヘビキャロ向けのモデルが、22バンタム 170MH。

遠くのポイントを狙いやすい遠投性能を備え、操作性に優れているのも◎

張りのあるセッティングで、ルアー操作性の良さや地形変化を捉えやすく、バスを浮かせるトルクも強みの一本です。
ピッチングや1ozまでのハードルアーも対応できるのもgood。

4. 「遠距離からのモンスターバス攻略に」ツララ Monstruo”G” 710HC

  • 想定購入価格:5.2万円前後
  • 長さ:7フィート10インチ
  • キャストウェイト:3/8〜6oz
  • テーパー:レギュラーファースト
  • 自重:225g

2022年にリニューアルされた、ツララ モンストロシリーズ。
琵琶湖のモンスターバスを想定したラインナップが魅力のシリーズで、中でもヘビキャロ対応のロッドが、Monstruo”G” 710HC。

警戒心の強いモンスターバスを遠距離から狙ったスタイルを想定したモデルで、巻き物からリグ系の釣りをカバーできるバーサタイル性能が◎
ウィードを切る操作がしやすいティップを採用し、ロングリーダーのヘビキャロの投げやすさも魅力の一本です。

5. 「8フィートのバーサタイルロッド」ダイワ 21ハートランド 802MHRB-21

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ダイワ(DAIWA)
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  • 想定購入価格:5.4万円前後
  • 長さ:2.44m(約8フィート)
  • 硬さ:MH
  • 適合ルアーウェイト:7-21g(1/4-3/4oz)
  • 自重:165g

バーサタイル性が魅力の8フィートのロングロッド、ダイワ ハートランド 802MHRB-21。
ヘビキャロのロングキャストが可能で、手の負担を軽減したダイワ技術も◎

巻物ルアーやラバージグなど広く対応でき、広いフィールドで頼もしい存在になってくれます。

6. 「ソフトに誘えるティップ+強いバット」シマノ ポイズングロリアス 1611ML/H

  • 想定購入価格:5.6万円前後
  • 長さ:2.11m(6フィート11インチ)
  • 硬さ:ML/H
  • 適合ルアーウェイト:5〜42g
  • テーパー:エクストラファスト
  • 自重:105g

ソフトなリグの操作がしやすいMLクラスのティップを搭載し、バットはHクラスで力強いフッキングからファイトが可能な、シマノ ポイズングロリアス 1611ML/H 22年追加モデル。
垂直保持で軽さを感じる設計や、水中の障害物に当たった際の振動が手元に伝わりやすいグリップ設計も魅力の一本です。

7. 「細かくストラクチャーを探れる」ダイワ 21スティーズ C70H-SV・ST

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ダイワ(DAIWA)
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  • 想定購入価格:6.4万円前後
  • 長さ:2.13m(約7フィート)
  • 硬さ:H
  • 適合ルアーウェイト:11~42g(3/8~1・1/2oz)
  • テーパー:エキストラファースト
  • 自重:107 g

強いチューブラーに硬いソリッドティップを採用した、ダイワ 21スティーズ C70H-SV・ST フューリー。
ヘビキャロでのストラクチャーやボトムを細かく探れる強みが◎
また、ストラクチャーに引っ掛けて誘うテクニックにも使いやすく、ストラクチャーのわずかな変化やラインの負担を把握できる感度も◎

リグのズル引きや、フットボールジグのボトムバンピングなどのアクションも得意な一本です。

8. 「上質カーボン使用」エバーグリーン グランドスタリオン GTX-C710XHX

  • 想定購入価格:8万円前後
  • 長さ:2.39m(約7フィート10インチ)
  • 硬さ:エクストラヘヴィ
  • 適合ルアーウェイト:14~168g(1/2~6oz)
  • 自重:185g

エバーグリーンからは、グランドスタリオン GTX-C710XHXをピックアップ。
浜のウェーディングで、三叉キャロを大遠投することを想定して開発されたモデルで、上質カーボンを使用した強さ、硬さ、軽さが特徴的なモデル。

100m近い沖を狙った大遠投、遠くからでもバイトを把握できる感度、藻ダルマになったモンスターバスを寄せるパワーなど、ヘビキャロを中心に精度の高い釣りが展開できる一本です。

ヘビキャロ向けベイトリール!Newモデル含む9機種

出典:shimano

ここからはヘビキャロ向けのベイトリール9機種をご紹介します。2025年3月発売の最新アンタレスをはじめ、2024年登場のメタニウムDCやスコーピオンMDなど、最新技術を搭載したNewモデルと実績豊富な定番機種をピックアップしました。

1. 「復活した大口径スプールアンタレス」シマノ 25アンタレス

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SHIMANO
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2025年3月に発売された最新アンタレスは、12アンタレス以来となる37mm大径スプールを復活させたモデル。14lb-100mという十分なライン容量により、琵琶湖などの大型フィールドでのヘビキャロの釣りにも理想的な仕様となっています。

最大の特徴は改良されたマグナムライトスプールⅣ。中央部をわずかに膨らませた形状により回転時の安定性が向上。この工夫によってライン放出がより滑らかになり、キャスト時のトラブルを大幅に減らすことに成功しています。

大径スプールと遠心制御ブレーキの絶妙なバランスにより、キャスト後半まで美しい弾道を描きます。また、新搭載のサイレントドライブ技術により、従来では味わえない上質な操作感を実現。一日中使い続けても手首への負担が少なく、集中力を維持したまま釣りを楽しめます。

ヘビキャロでの大遠投はもちろん、様々なルアーに対応できる懐の深さも魅力の機種です。

2. 「軽量〜重量級ルアーまで快適に」ダイワ IM Z TW 200-C

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ダイワ(DAIWA)
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2024年3月に登場したIM Zシリーズの200番サイズで、38mm径の大きなスプールを搭載しながらも10gから110g(4oz)という幅広いルアーに対応できる懐の深さが魅力。ヘビキャロの釣りでも気持ちよく使える安定したキャスト感が特徴となっています。

LIMITBREAKERシリーズが追求した超遠投とは違ったアプローチで、むしろ安定性を重視したブレーキ調整が印象的な一台です。200番用に新しく調整されたスプールにより、従来14gが下限だったところを10gまで引き下げ、より軽いルアーでも扱いやすくなりました。

デジタル制御のINTELLIGENT MAGFORCEブレーキは、リール側面のスイッチ一つで性格の違うブレーキ設定に瞬時に変更可能。遠くまで飛ばしたい時から、風の強い日や空気抵抗の大きなルアーを使う時まで、状況に応じて最適なセッティングを選べます。

18ポンド100メートルのライン容量でヘビキャロにも十分対応し、ベイトフィネス以外なら何でもこなせる万能性が魅力です。

3. 「NEW I-DC5×MGLスプールⅢ」シマノ 24メタニウム DC

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2024年に登場した、9年ぶりの大幅リニューアルを果たしたメタニウムDCシリーズ。今回は「何でもこなせるオールラウンダー」をコンセプトに開発され、一台で様々な釣りに対応できる万能性が最大の特徴です。

最新のI-DC5ブレーキ技術により、これまで以上に正確なブレーキ制御を実現。通常のメタニウムと比べてライントラブルが起きにくく、近くを狙う繊細な釣りから遠くまで飛ばす大遠投まで、安心して楽しめます。

34mm径のMGLスプールⅢを搭載し、軽いルアーから重いルアーまで幅広く使用可能。遠投したい場面でも、ピンポイントで狙いたい場面でも活躍し、175gという軽さ(XGモデルは180g)でありながら、しっかりとした作りで長く使える耐久性も備えています。

マイクロモジュールギアにより巻取りの滑らかさが格別で、ルアーの動きを細かく感じ取れます。ヘビキャロでの遠投の釣りから、繊細なワーミングまで、これ一台あれば幅広い釣りスタイルに対応できる理想的なリールです。

4. 「高剛性×大容量でビッグベイト遠投」シマノ 24スコーピオン MD 200

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2024年に登場したフリースタイルベイトリールとして、直径35mm/幅23mmのMGLスプールⅢを搭載し、軽い立ち上がりで回転が始まり、着水寸前までスムーズな回転が持続する設計となっています。

20lb-100mのハイラインキャパシティを備え、最大ドラグ力は200HGで6kg、200XGで5.5kgと大型魚にも対応できる仕様です。SVSインフィニティブレーキを搭載することで中~大型のルアーを幅広くカバーし、外部ダイヤルの調整幅も広いため、ルアー重量に適したブレーキセッティングでストレスのないキャストを実践できます。

X-SHIPとマイクロモジュールギアの相乗効果で力強く、巻き上げが滑らかになり、HAGANEボディがパワフルな寄せを可能にしています。ヘビキャロでの大遠投において、高い剛性と安定したブレーキ性能を発揮する理想的なモデルです。

5. 「遠投性能とブレーキ性能向上」シマノ 23アンタレス DC MD

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  • 想定購入価格:8.1万円前後
  • ギア比:7.4、7.8
  • 糸巻量(ナイロン):14lb-145m、16lb-120m、20lb-100m

新しい4×8DC MD TUNE搭載により、遠投性能とブレーキ性能が更に向上した2023年発売 アンタレス DC MD。
低慣性MGLスプールⅢとの相性も良く、今まで届かなかったような遠くのポイントへのアプローチが可能。

ベアリング数を増やすことで巻き上げ剛性や巻き心地が向上している点も◎
十分なラインキャパを備え、飛距離が必要なヘビキャロの釣りにも理想的です。

6. 「マグナムライトスプールⅢ搭載」シマノ 23SLX DC

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  • 想定購入価格:2.1万円前後
  • ギア比:6.3、7.2、8.2
  • 糸巻量(ナイロン):12lb-100m、14lb-90m、16lb-80m

手頃な価格ながら低慣性マグナムライトスプールⅢが搭載された、2023年モデル SLX DC。

スプールとの相性を考え最適化されたI-DC4により、軽いルアーからビッグベイトなどの重量級ルアーまでのブレーキ設定がしやすく改善。

剛性面でのシマノテクノロジーも充実し、コスパ面でも魅力的なモデルです。

7. 「スマホアプリと連動」ダイワ IM Z リミットブレイカー TW HD-C

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  • 想定購入価格:11万円前後
  • ギア比:8.4
  • 標準糸巻量(ナイロン):16lb-125m、20lb-100m

スマホに専用アプリを追加し、その中に釣行ログを残す事ができる、2023年発売 IM Z リミットブレイカー TW HD-C。
日時やキャスト数、最大飛距離などを記録し、自分の釣りを見える化する事でレベルアップにも貢献。

中重量級ルアーをより遠くへキャストする釣りに理想的で、最長記録が出た場合に鳴る電子音など、キャストを楽しめる工夫も◎
ブレーキモードは8段階の設定が可能で、アプリを使用して4つのブレーキモードも使用可能。また、新しいブレーキモードが開発された際に追加して機種を進化させられる特徴も魅力です。

8. 「人気の代表的機種」シマノ 21 アンタレスDC

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  • 想定購入価格:6.9万円前後
  • ギア比:5.6、7.4、7.8
  • 糸巻量:12lb-130m、14lb-110m、16lb-100m(ナイロン)

ヘビキャロに人気の代表的機種とも言えるシマノ アンタレスDCの2021年モデル。
MGLスプールⅢを4×8DCブレーキと合わせることで、より遠投性能が強化。

スムーズなライン放出が可能なS3Dスプール、サイレントチューン他、軽快な巻き上げに関するマイクロモジュールギアや複数のシマノ技術搭載も魅力の逸品です。

9. 「中〜重量級ルアーの遠投に」ダイワ 21スティーズA TW HLC

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  • 想定購入価格:5.1万円前後
  • ギア比:6.3、7.1
  • 糸巻量:16lb-100m、20lb-80m(ナイロン)

中〜重量級ルアーの遠投が得意な、ダイワ 21スティーズA TW HLC。16lb-100mのラインキャパも安心で、高い遠投性能のBOOSTスプール搭載も◎

新機構のHYPERDRIVE DIGIGEARでの滑らかな巻き心地や高剛性が魅力で、操作性の高いコンパクトボディも特徴の秀逸モデルです。

理想タックルでヘビキャロの釣りを満喫しよう!

遠投性能と繊細な操作性を両立させる必要があるヘビキャロの釣りでは、適切なタックル選びが成功の分かれ道となります。今回ご紹介した14本のロッドと9機種のリールから、あなたの予算とフィールドに合った理想的な組み合わせを見つけてください。

良いタックルは釣りの楽しさを何倍にも広げてくれます。使用予定のフィールドの特徴をしっかりと把握し、今回の情報を参考に最高のヘビキャロタックルを完成させて、ランカーバスとの出会いを楽しんでください!