
様々なルアーに対応できる「バーサタイル性能」を備えたベイトリールをテーマに、2022〜20年モデルのおすすめ機種と、バーサタイル向けベイトリールの特徴をご紹介します。
バーサタイル性能を備えたベイトリールの特徴

バーサタイル性能を備えたベイトリールは、ワームなどのソフトルアーの釣りから、プラグなどのハードルアーの釣りに広く対応できる機種です。他には、下記のような特徴があります。
近〜遠距離をバランスよくキャストできる

バーサタイル用として使用する機種を選ぶ場合は、近くから遠くまでバランスよくキャストできる性能を備えた機種が理想的です。
釣りメーカーより発売されている数多くあるベイトリールの中には、近距離を中心に釣りやすく設計された機種など、ある程度特化した機種などもある為、近距離〜遠距離をバランスよくキャストできる機種を選びましょう。
ギア比は6〜7台が理想的
バーサタイル用に使用するベイトリールのギア比は、ローギアすぎずハイギアすぎない6〜7台が理想的です。
ルアーが速く動くハイギアと、ゆっくり動くローギアの中間的なギア比6〜7台が、様々なルアーに対応しやすくなります。
ラインキャパに余裕がある機種

ストラクチャーやカバーなど近くのポイントへのキャストから、遠くのポイントへのキャストまでバランスよく対応できる巻糸量が、選ぶ機種にあるのかも確認しておきましょう。
目安としては、使用するラインが80m前後巻ける機種が安心です。
バーサタイルベイトリール!22〜20年モデルより10選

ここからは、様々なルアーに対応しやすい「バーサタイル性能を備えたベイトリール」を、22年、21年、20年モデルよりご紹介します。
初めてのベイトリールにもおすすめの、手の届きやすい機種からワンランク上のモデルまでピックアップしました。
予算や理想にマッチした、バーサタイルベイトリールを探してみましょう!
2022年モデルより1選

出典:daiwa
「最も使うルアーに対応」22タトゥーラ TW 80
- 想定購入価格:1.7万円前後
- ギア比:6.3、7.1、8.1
- 自重:180g
複数のモデルが存在し、ダイワの低価格帯の中でも定番的なシリーズ、タトゥーラ。
中でも2022年モデルのタトゥーラ TW 80は、新品の際の初期状態を長く持続させれるHYPERDRIVE DESIGNを搭載し、コンパクトで操作性の高さや剛性も◎
バス釣りで最も使うことの多いルアーである、約5g〜20gのルアーに対応できるバーサタイル性能も魅力の機種です。
2021年モデルより4選

出典:daiwa
1.「入門に最適&お手頃機種」21 PR100
- 想定購入価格:5千円前後
- ギア比:6.3
- 自重:190g
バス釣り入門に最適なベイトリール、2021年発売のダイワ PR100。
様々なルアーに対応しやすいギア比6.3で、お手頃価格ながら軽量の190g。
また、立ち上がりが良いスプールで回転性能も◎
ソルトにも対応可能で、キャストやルアー操作など、操作性も魅力のコンパクトボディ採用。
たくさん巻けるラインキャパも魅力の優秀モデルです。
2.「快適な巻き上げ、低弾道キャスト」21カルカッタコンクエスト
- 想定購入価格:5万円前後
- ギア比:100番 5.6、7.4 200番4.8、6.5
- 自重:220g、235g、240g
インフィニティドライブをバス釣り向けリールとして初めて採用したシマノ21 カルカッタコンクエスト。
巻き上げ時のパワーや軽い巻き上げ、感度が向上。
また、ロープロ化されて握りやすさが向上し、操作性も◎
特に巻物ルアーと相性が良く、マグナムライトスプールⅢ搭載で、カバー撃ちなどでの低弾道でのキャストもしやすくなっています。
サイズは100番サイズと200番サイズがあり、中〜軽量ルアーを多く使用する場合は、100番を。中〜重量級ルアーを多く使用する場合は200番が使いやすくなっています。
3.「より遠くへキャスト」21 アンタレスDC
- 想定購入価格:6.9万円前後
- ギア比:5.6、7.4、7.8
- 自重:220g、225g
2021年、5年振りにフルモデルチェンジした、シマノ 21アンタレスDC。
より高い遠投性能が最大の強み。
4×8DCブレーキ搭載で、32パターンのブレーキ設定で風などの状況に合わせて細かく設定させて、より飛ばすことが可能。
中〜重量級ルアーが快適に扱え、軽量ルアーも投げやすいMGLスプールⅢも強み。
近距離のカバーを狙った低弾道なピッチングもこなせ、ノイズが少い巻き取りで、巻物ルアーを使った集中した釣りが展開できるのも魅力の秀逸モデルです。
4.「次元の高いバーサタイル性能」21スティーズリミテッドSVTW
- 想定購入価格:7万円前後
- ギア比:6.3、7.1
- 自重:160g
ダイワのベイトリールの中でも最上位モデルに入る、2021年モデルのスティーズリミテッドSVTW。
軽いルアーから重たいルアーまで広く対応でき、近距離のピッチングなどの低弾道キャストから、より遠くへのストラクチャーを狙った精度の高いキャストがしやすいモデル。
また、軽い力で伸びのあるキャストが可能なのも魅力。
軽量ボディでコンパクトな為、キャストからルアー操作時など、操作性の高さも特徴の秀逸モデルです。
2020年モデルより5選

1.「高いコスパ&バーサタイル性能」20タトゥーラ SVTW
- 想定購入価格:1.9万円前後
- ギア比:6.3、7.1、8.1
- 自重:190g
ダイワのベイトリールの中でもコスパが高く信頼も厚い、タトゥーラシリーズ。
20年モデルのタトゥーラSVTWは、5g以下のスモラバなど軽量ルアーから、ビッグベイトなどの重量級ルアーまでをカバーできるバーサタイル性能が強み。
シリーズならではのTWSによる遠投性能はもちろん、コンパクトで操作性の良さも魅力です。
2.「低価格でDC搭載」SLX DC
- 想定購入価格:2万円前後
- ギア比:6.3、7.2、8.2
- 自重:210g
手の届きやすい価格にして、シマノならではのブレーキステム、「DC」を搭載したモデル。
シンプルな4段階のブレーキ設定により、軽量ルアーからビッグベイトなどの重量級ルアーまで対応。
また、追い風の時に役立つブレーキ設定も可能で、初心者にも優しい対バックラッシュ性能も特徴。
DC&このシリーズならではの飛距離も楽しめます。
3.「2種のスプールでバーサタイル&遠投」レボ EXD
- 想定購入価格:2.5万円前後
- ギア比:5.4、8.0
- 自重:192g
二つのスプールでバーサタイル性能を備えた、遠投性能の高いアブ レボ EXD。
オカッパリや大規模フィールドでは特に重宝する遠投性能の高い機種で、近距離のカバーを狙う際に嬉しい、低弾道ピッチングも得意なモデル。
14lb、16lbラインを使用するようなルアーは標準スプール。
10lbや12lbラインは、付属のシャロースプールを使ってよりルアーを遠投させて快適に使える仕様になっています。
カスタムされたようなデザイン性の高さも特徴的です。
4.「剛性&バーサタイル性能アップ」20メタニウム
- 想定購入価格:3.4万円前後
- ギア比:6.2、7.1、8.1
- 自重:175g
シマノのベイトリールの中でも長年信頼を獲得し続けてきた、メタニウムシリーズ。
20年モデルのメタニウムは、より剛性をアップさせ、ライトリグはもちろん、ビッグベイトなどの重量級への対応力がアップ。
よりバーサタイル性能がアップし、マグナムライトスプールⅢならではの伸びの良さや、よりバスのいる場所へ届かせる低弾道キャストも強みになっています。
5.「重量級からフィネスの領域も」レボ ディーズ8
- 想定購入価格:4万円前後
- ギア比:8.0
- 自重:137g
2つの付属スプールを使い分けることで、重量級の釣りからベイトフィネスの領域もこなすことができる、アブガルシア レボ ディーズ8。
14lb=100mの本体スプールと、8lb=100mのスペアシャロースプールが付属し、1台で一般的なスタイルはもちろん、ベイトフィネスやビッグベイトといった特殊なスタイルもカバー。
コルクのハンドルノブや、アクセントの効いたカラーリングなど、デザインも魅力の機種です。
バーサタイル機種で色々なルアーを試してみよう
今回は、広くルアーに対応できるバーサタイル向けベイトリールをご紹介しました。
気になった機種はありましたか?バーサタイル機種で、色々なルアーを試してみましょう。