キムケンこと、木村建太プロデュースのこの機種、アブガルシア ブラック9。パワーゲームに適したこの機種を、実際に購入して使ってみました。最も印象的だった部分、この機種こだわりの剛性。ハイギアならではの強みなどをお伝えします。
目次
1.ブラック9の最も印象的だった部分=扱いやすさ
色々なメーカーのベイトリールを使うけど、その中でも最も印象的だった点が、扱いやすいという点。
設計上、ハンドル位置が低い位置にくるようになっていて、さらに平たいボディ形状の為、扱いやすさが最も印象的だった。
その為、手返しの良さなどの扱いやすさがとても強みになる印象を受けました。
また、自重もちょうどいい重さで安定感も感じられました。
2.手にも伝わってくる、ブラック9の剛性
出典:purefishing
5年間、パワフルな使い方をしても壊れないリール。というテーマで開発されただけあって、手の平でも剛性を感じられるくらいの安心感がありました。
その為、ビッグベイトの使用でもガシガシ使えました。
3.高めの基本性能で安心して使える
その他、ある程度の巻き心地やしっかり飛んでくれる飛距離は、大満足とまでは行かないまでも、しっかり力を発揮してくれるだけの性能を感じました。
4.ハイギアならではの強みを味方に付けれる
出典:purefishing
あとは、このモデルの大きな特徴である、9.1の超ハイギアモデルならではの強みを味方につけれるというのがありますね。
巻き取りが早いので、ロッドアクションの後のラインスラッグの回収や、チャンスがないと見切っての回収。
シビアなフッキングが必要な際に強みになる、巻き合わせのしやすさなど。
他には、ビッグベイトでバイトのあった50アップを、強引にジャンプさせる間も無く手元に寄せることができたので、パワーが備わったハイギアという点も嬉しいポイントです。
当然、ハイギアの欠点はありますが。
巻物で適したルアーが少なかったり、身切れするような掛かり方になりやすいとか。
しっかりマッチしたルアー、例えば、ジャークして止めてなどで誘う巻物とか、フロッグやトップなどの、ロッド操作中心のハードルアー。
ジグ撃ちやリグなどでは、ハイギアならではの強みを活かしたスピーディで効率的な釣りが展開できます。
5.アブガルシアならではの、割り引き率の高さ
これもアブのベイトリールを買う際に、自然と購入理由になっている点。
「アブのリール=割引率が高い」って事ですね。
基本アブガルシアの製品は値引きするので、今更値引きをおさえた販売が難しいのかな?といった印象です。
その為、コスパが自然に高くなるような気がします。
ブラック9は、ハイギアを味方に付けれるなら検討したい機種
ブラック9を使った印象は、購入時の安さに比べ基本性能の高さ。
そして、個人的にとても使いやすい形状の機種だと感じました。
特徴として、9.1という超ハイギアに入る機種なので、ハイギアを味方につけれるテンポの速い釣りや、ラインスラッグの巻き取りが必要なルアーでは、力を発揮できる機種だと思います。
この記事を編集している今では、既にレボ ブラックシリーズで最もハイギアにあたる、ギア比10.1という脅威的なハイギア機種が出ています。
逆に値引きなどで9.1が狙い目かもしれませんが、比較してみてもいいかもしれませんね。
想定購入価格:約3.4万円〜
ギア比:9.1
想定購入価格:約3.8万円〜
ギア比:10.1
京都府の野池やダムが豊富な地域在住。低頻度で琵琶湖釣行も。バス釣りは小2から兄に連れられ開始。歴は31年。いつか苦手なリザーバーの釣りを克服したい・・。⇒詳しいプロフィールを読む