野池のビッグベイトをテーマに、おすすめルアー10選やタックルをご紹介します。まずは野池でビッグベイトを使うメリット&デメリット、デカバスキャッチの近道について確認してみましょう。
京都府の野池やダムが豊富な地域在住。低頻度で琵琶湖釣行も。バス釣りは小2から兄に連れられ開始。歴は31年。いつか苦手なリザーバーの釣りを克服したい・・。⇒詳しいプロフィールを読む
目次
野池でビッグベイトを使うメリット
強い波動など集魚力が高いため、デカバスにアピールする上での効率の良さがあります。
野池の広さにもよりますが、ビッグベイトに反応しやすいデカバスがいれば、あっさり釣り上げられるケースもあります。
また、野池ではビッグベイトを投げているアングラーが少ない傾向にあるため、バスにとって新鮮なアプローチになることも多いです。
他には、意外と30cm台のバスが食ってくるなど、デカバス以外のサイズも釣れることもメリットとして挙げられます。
野池でビッグベイトを使うデメリット
野池のビッグベイティングでのデメリットとしては、根掛かりが怖いというのが挙げられると思います。
ボートであれば引っ掛かってもボートを寄せれば回収しやすいですが、おかっぱりがメインになってくる野池ではそうはいきません。
根がかってもルアーの重量がある為、意外と外しやすくはありますが、バスが釣れる場所を攻めれば攻める程、ルアーロストのリスクがつきまとうので、根掛かり回収機など、根掛かりした際の対処法も考えておくと安心です。
他のデメリットとしては、バスの警戒心をただ強めてしまうだけの場合があることです。
アピール力だけでなく着水音も大きいビッグベイトは、バスの警戒心を強めてしまい、一般的なサイズのバスが釣れにくくなったり、ターゲットのデカバスも警戒心を強めてしまう場合もあります。
他には、野池に限らないですが釣れない時間が長くなる事が多いことも挙げられます。
ビッグベイトに反応しやすいバスがいる野池であれば、すぐに釣れることもありますが、基本的には長い時間釣れない事がほとんどです。
その為、これぐらいの時間はビッグベイトの釣りに使ってもいいとはじめに決めておくと、計画的にビッグベイトの釣りを楽しめると思います。
野池のビッグベイト!デカバスキャッチの近道
デカバスがいるかわからない池でもとりあえず投げてみるのがおすすめです。
デカバスが確認できなくても、アピール力の高いビッグベイトによって広い範囲からデカバスを寄せて来れたり、他のルアーはほとんど反応しないけどビッグベイトなら反応するデカバスがいる野池も存在する為です。
他に、オープンウォーター以外では、バスと岸の間を想像して通してくるなど、ビッグベイトを獲物として追い込み易いコースを通してくるのもコツです。
注意したいポイント
野池のオカッパリの場合、掛けたバスを浅い場所に向かって寄せてくるので、デカバスとのファイト中はエラ洗いされやすくなってしまいます。
特にビッグベイトの場合はルアー本体が重い為、エラ洗いで外れやすくなります。
しっかりとロッドを下げてエラ洗いさせる隙を作らないように、一般的なルアーよりも意識しておくことや、バイトがあった際にビッグベイトの太い針をしっかり貫通させておく必要があります。
野池向けビッグベイトおすすめ10選
ここからは、野池向けのおすすめビッグベイトを様々なメーカーより10アイテムご紹介します。
ビッグベイトの定番モデルやカバーで強みを発揮するモデル。状況に合わせた使い方がしやすい多くのアクションが可能なモデルなど。
試してみたいビッグベイトを探してみましょう。
1.ガンクラフト ジョインテッドクロー 178
ただ巻きでS字に泳ぎロッドワークでトゥイッチなどのアクションも可能な、ジョインテッドクロー 178。
ビッグベイトの中でも代表的なモデルで、遠めのバスにもアピールできる魅力や、ルックスとしてのリアリティも魅力のモデルです。
ある程度のボリュームがあり、野池にも使いやすい178サイズがおすすめです。
フローティングタイプとスローシンキングタイプがあります。
2.ジャッカル 躱マイキー 140mm
立木群などの複雑なストラクチャーを攻略するために設計された、躱マイキー 140mm。
強い波動で誘え、特徴的なリップ形状と浮力によるカバー回避が強みです。
野池に多いレイダウンなどで特に活躍してくれ、大きすぎないサイズ感も特徴です。
3.ジャッカル ダウズスイマー 180SF
野池やリザーバー、ビッグレイクなど様々なフィールドで使いやすいサイズ感の、ダウズスイマー 180SF。
ナチュラルに泳ぐ3連ジョイント仕様で、S字アクションやキレのあるダートアクションで誘うことも可能。
シンカーをアゴ下のアイにセットして、アプローチするレンジを調節できるのも魅力です。
4.デプス new サイレントキラー 175
生命感ある微振動と柔らかな質感でナチュラルにアピールする、new サイレントキラー 175。
表層からクランキング、デッドスティッキングなど複数の演出ができ、根掛りを軽減する障害物回避性能も強み。
深いレンジを探れる、TYPE-Dもリリースされています。
5.デプス new スライドスイマー 175
リアルな弱波動と、静かにアピールできるソフトサウンドが特徴的な、new スライドスイマー 175。
ゆるやかなS字アクションで誘え、ロッドワークを加えることでトゥイッチやジャークで誘うことも可能。
ファストリトリーブでの安定性やフック絡みの軽減も強みです。
6.ジークラック ギリングネオ 160
デッドスローやファーストリトリーブ、クランキングと複数の演出が可能な、ジークラック ギリングネオ 160。
ナチュラルな動きでアピールする3連ジョイントで、リアルなルックスも◎
1.8ozクラスと手持ちのロッドでも使いやすいウェイトも嬉しいポイントです。
7.イッセイ G.C.ハスフラット 180F 水面ノイジー
強いラトル音でガチャガチャと水面で騒がしく誘える、G.C.ハスフラット 180F 水面ノイジー。
潜行深度は0.5〜0.8mで、引き波を立てて泳ぐのも特徴。
ただ巻きだけでなくロッドワークでキビキビと首を振って誘えたり、ヒラを打たせて誘えるのも魅力です。
8.イマカツ SG+バスロイド
喰い頃のバスに似せたリアルなシルエットが特徴の、SG+バスロイド。
バスを喰うデカバスをターゲットにできるモデルで、i字リトリーブや放置、ダンパーなしではS字やヒラ打ちジャークと多彩なアクションで誘えるのも強みです。
9.イマカツ 小南ギルうちわ
一枚ボディの水押しの強さでバスに気付かせる、小南ギルうちわ。
巻き抵抗を抑えた設計でスローからミディアムリトリーブで使用でき、残像が球体に見えるリトリーブスピードで巻くことで、ギルが逃げる様子を演出できるのが強みです。
10.DRT タイニークラッシュ Low
多彩なアクションで、状況に合わせたアプローチが可能な、タイニークラッシュ Low。
ノーマルテールの上下の付け替えやリップを外してアクションを変えることが可能。
更に、別売りリップやテールで好みの動きを探す楽しみ方ができるのも特徴です。
野池ビッグベイト向けタックル/ロッド・リール・ライン
続いて、野池のビッグベイト向けに検討したいロッド&リール2選とおすすめラインをご紹介します。使用ルアーのウェイトや使い方を考えながら、理想的なタックルを探してみましょう。
【ロッド】ダイワ リベリオン 7111HFB-SB
比較的手が届きやすい価格帯で、キャスト性能や操作性が魅力のシリーズがダイワのリベリオン。
中でもビッグベイトの釣りを広くカバーできるのが、3/8〜4ozのルアーウェイトに対応できる、リベリオン 7111HFB-SB(グリップジョイント)。
ビッグベイトを遠くまで飛ばせるロングロッドで、ナチュラルな泳ぎが可能な繊細なティップを採用。
ショートバイトをモノにしやすく、ベリーからバットはパワフルな設計で、フッキングの際やファイトの際も安心です。
リベリオンシリーズで他に検討したいモデルとしては、ピッチングなどで近距離を中心に狙って行く場合に扱いやすい651XHSB-SB(1ピース)、652XHSB-SB(2ピース)。
リップ付きビッグベイトを多用する場合は、691HFB-SB(1ピース)、692HFB-SB(2ピース)が理想的です。
【リール】ダイワ タトゥーラ TW
ご紹介したダイワリベリオンのビッグベイトロッドにセットしたいベイトリールが、タトゥーラ TWです。
コスパの良い機種としても人気のタトゥーラですが、中でもパワフルで中〜重量級ルアーを得意とするのがタトゥーラ TW。基本性能はもちろん、遠投性能の高さも魅力です。
【ロッド】シマノ 22バンタム 1711MH+-SB/2
シマノのバスロッドの代表的なシリーズ、バンタム。
中でも22バンタム 1711MH+-SB/2は、ワン&ハーフ2ピース設計を採用することでバットを強くし、重いルアーのキャスタビリティとリフトパワーをアップさせたモデル。
様々なタイプのビッグベイトに対応できるセッティングで、10〜100g(約3/8oz〜約3.5oz)のルアーウェイトに対応できる守備範囲や遠投性能も強みの一本です。
他に検討したいモデルとしては、近距離から中距離のストラクチャーをテンポ良く狙う場合や、下方向のジャーキングなどロッドワークの操作性を重視する場合に理想的な、MAX150g(約5.3oz)まで対応できる168XH-SB/2(ワン&ハーフ 2ピース)もあります。
【リール】シマノ 22バンタム ベイトリール
22バンタムのビッグベイト向けロッドにセットしたいベイトリールが、22バンタム ベイトリールです。
ストロングバーサタイルなモデルで、22年モデルはマグナムライトスプールⅢを採用したことで、ロングキャストでの伸びの向上だけでなく、低弾道でのショートキャストも得意に。
また、インフィニティドライブ搭載による巻き心地の向上や、巻き取りの際の負荷を軽減できるのも魅力の機種です。
【ライン】シーガー R18 BASS 20lb
ビッグベイトの釣りでおすすめしたいラインがフロロカーボンのシーガー R18 BASS 20lbです。扱いやすくコスパの良さも魅力。
ラインチェックはマメにしながら4ozくらいまでのビッグベイトは20lbを使っています。
とりあえず投げてみたい野池のビッグベイト
今回は、野池でのビッグベイトの釣りをテーマにご紹介しました。
野池によってプレッシャーが違ったり、バスのサイズが小さかったりと色々な野池があると思いますが、中にはとりあえず投げてみることであっさりデカバスが釣れたというようなこともあるため、まずは投げて試してみることがおすすめです。