4oz対応のビッグベイトロッドをテーマに、魅力的なロッドを厳選。価格は1万円台前半のモデルから5万円以上のワンランク上のロッドまで。ルアー操作のしやすいモデルやリップ付きビッグベイトが得意なモデル。汎用性の高いモデルなど、理想にマッチした一本を探してみましょう。
目次
『低〜中価格帯』4oz対応ビッグベイトロッド厳選10本

まずは低価格帯〜中価格帯の、4oz対応ビッグベイトロッドをご紹介します。
初めてのビッグベイトロッドにおすすめのタトゥーラやテクニカルなビッグベイトの釣りができるエクスプライドなど、2024年新作を含む10本をピックアップしました。
理想のスタイルをイメージしながら、お気に入りを探してみましょう。
1.「手頃で4ozまで対応」タトゥーラ XT 6111HSB
- 想定購入価格:1.1万円前後
- 適合ルアーウェイト:11〜113g(3/8〜4oz)
- テーパー:スロー
- ロッド長さ:2.11m(約6フィート11インチ)
- 硬さ:H
ダイワの低価格で信頼の高いタトゥーラに、日本フィールド向けのバスロッドが2024年に登場。
メーカー希望本体価格でも一万円台前半という嬉しい価格。
コスパの高い人気リール、タトゥーラと相性の良いロッドシリーズです。
中でも手頃ながら4ozまでのビッグベイトに対応できるのが、タトゥーラ XT 6111HSB。
ビッグベイトを扱いやすいスローテーパーで、ネジレ抑制技術のX45やBRAIDING X搭載のパワー面も◎
下は3/8ozから扱え、マグナムクランクやフロッグ、ヘビキャロやジグ、テキサスなども相性の良いモデルです。
移動の際に重宝する2ピースモデルの6112HSBも用意されています。
2.「低価格&複数のダイワ技術」21ブレイゾン C611H-SB
- 想定購入価格:1.6万円前後
- 適合ルアーウェイト:3/8~4oz(11~113g)
- ロッド長さ:2.11m(約6フィート11インチ)
- テーパー:スロー
- 硬さ:H
- 自重:120g
2021年にフルモデルチェンジして登場の21ブレイゾン。
ダイワのバスロッドの中で低価格ながら、高感度で軽量のエアセンサーシート他、複数のダイワ技術搭載が魅力。
中でもスイムベイト&ビッグベイト特化モデルである、C611H-SBは、スローテーパーの乗せやすさやキャストのしやすさが◎
パワーを備え、3/8~4ozと広いルアーウェイトに対応できる守備範囲も特徴の一本です。
3.「操作性の高いショートロッド 」スタンドアウト SOC66XH+
- 想定購入価格:2万円前後
- 適合ルアーウェイト:MAX126g(MAX約4.5oz)
- ロッド長さ:1.98m(約6フィート6インチ)
- テーパー:MF(ミディアムファースト)
- 硬さ:XH+
- 自重:144g
レジットデザインの手頃で評価の高いバスロッドシリーズ、スタンドアウト。
中でもスタンドアウト SOC66XH+は約4.5ozまでに対応できるビッグベイトスペシャル。
ビッグベイトを広くカバーできるモデルで、ビッグベイトロッドとしては短く、操作性の高さが強み。
ストラクチャー周りのピンポイントキャストやビッグベイトのルアー操作を駆使してアプローチしたい場合に理想的です。
4.「世界で使えるショートマルチピース」ナマゾン モバイリー C584XH
- 想定購入価格:2.3万円前後
- 適合ルアーウェイト:1/4〜4oz
- テーパー:レギュラー
- ロッド長さ:5フィート8インチ
- 硬さ:XH
ナマゾンモバイリーは、世界中の魚を相手にできる持ち運びが便利なマルチピースモデル。
マルチピースながらスムーズな曲がりで、キャストからルアー操作、ファイト中と理想的な曲がりを意識してセッティングされたシリーズ。
中でもC584XHは、繊細な操作で誘うビッグベイトの釣りに適したモデル。
ショートモデルでコンパクトなキャストができ、大物が潜むようなポイントの奥へとアプローチがしやすい特徴も◎
ファイトでは有利にランディングに持ち込むパワーを備え、国内だけでなく海外フィールドでも活躍してくれます。
5.「テクニカルなアプローチ」22エクスプライド 166XH-SB
- 想定購入価格:2.4万円前後
- 適合ルアーウェイト:MAX 150g(MAX 約5.3oz)
- テーパー:レギュラー
- ロッド長さ:1.98m(6フィート6インチ)
- 硬さ:XH
- 自重:127g
バーサタイルモデルから特定のスタイルにより特化させたモデルまで充実し、コスパの良さも魅力だったエクスプライドが、2022年にフルモデルチェンジして登場。
高感度で10%以上の軽量化が特徴的。
中でも166XH-SBは、ビッグベイトを操作してテクニカルなアプローチが得意なモデル。
ルアー操作ではダルさを感じず、キャストの際には曲がるビッグテーパーを採用し、遠目のポイントへの正確なキャストも対応できる一本です。
2ピースモデル(166XH-SB/2)がリリースされているのも◎
6.「ピッチングから遠投まで」レヴァンテ F10-711LV
- 想定購入価格:2.6万円前後
- 適合ルアーウェイト:3/4~6oz
- ロッド長さ:7フィート11インチ
- テーパー:レギュラー
- 硬さ:F10=エクストリームヘビー
- 自重:191g
USAトーナメントシーンで活躍するLEVANTE USAのテクノロジーをベースに、日本のフィールド向けに開発されたシリーズである、レヴァンテ。
中でもレヴァンテ F10-711LV 22年新作モデルは、ハイトルクによる上アゴを貫くパワーや魚とのファイトがしやすいモデル。
6ozまでのビッグベイトに対応でき、ピッチングから遠投まで対応。
ビッグベイトをロングキャストしやすい負担を軽減できる設計で、パンチングやフロッグなどもカバーできる一本です。
7.「ビッグベイトバーサタイル」21ベルサート VERC-66XH BB
- 想定購入価格:2.7万円前後
- 適合ルアーウェイト:MAX120g(約4.2oz)
- ロッド長さ:198cm(6フィート6インチ)
- テーパー:レギュラーファースト
- 硬さ:EXH
- 自重:139g
2021年アブガルシアバスロッドの新シリーズ、ベルサート。
全国のフィールドで使いやすいラインナップが魅力のシリーズで、中でも2oz〜4ozのビッグベイトの釣りが得意なのが、VERC-66XH BB。
ビッグベイトバーサタイルモデルで、トルクとしなやかさを両立したアブ技術搭載が◎
操作性の高さも強みで、ビッグベイトのキャスト性能や細かなルアーアクションも魅力の一本です。
8.「重量級ルアーを広くカバー」22フルレンジ C77XXH
- 想定購入価格:2.9万円前後
- 適合ルアーウェイト:3/8-5.5oz
- テーパー:レギュラー
- ロッド長さ:7フィート7インチ
- 硬さ:XXH
テイルウォークの代表的なバスロッドシリーズが22フルレンジ。
一本で多くのルアーをカバーできるラインナップが充実し、ビッグベイト対応ロッドが多いのも魅力。
中でも22フルレンジ C77XXH 2023年追加モデルは、重量級ルアーを幅広くカバーできるモデルで、S字系やリップ付きなど広くビッグベイトの釣りに対応できるのも◎
ワン&ハーフ設計によるキャスト性能や対デカバスに有利なバットパワーも特徴の一本です。
9.「キャストしやすく汎用性も◎」ブラックレーベル トラベル C64XH-5・SB
- 想定購入価格:4万円前後
- 適合ルアーウェイト:1/2~6oz(14~170g)
- ロッド長さ:1.93m(約6フィート4インチ)
- テーパー:レギュラー
- 硬さ:XH
- 自重:142g
長い間愛されているダイワ ブラックレーベルのマルチピースシリーズ。
様々なフィールドへアクセスしやすい持ち運びの良さで、高強度設計も◎
使用ルアーの汎用性だけでなく、魚種の汎用性も魅力のシリーズです。
中でもスイムベイト&ビッグベイトの釣りに対応できるのが、ブラックレーベル トラベル C64XH-5・SB モンスターフィッシュカスタム。
操作性が高いショートロッドながら、遠投性能を備えているのも◎
様々なルアーが投げやすく、ルアーの守備範囲の広さも特徴。
バス釣り以外ではシーバスやシイラ、アカメやピーコックバス他、数多くのターゲットに対応可能です。
10.「ワールドレコード級を想定」OROCHI X10 F9-710XT
- 想定購入価格:4.6万円前後
- 適合ルアーウェイト:1 – 7oz
- テーパー:レギュラー
- ロッド長さ:7フィート10インチ
- 硬さ:F9
メガバスから2023年リリースのNewロッドシリーズ、オロチ X10。
オーガニックファイバーコンポジットブランクスの採用で、より軽量で強く、制振性能アップによる精度の高いキャストが決まりやすい特徴も魅力。
中でもOROCHI X10 F9-710XTは、ワールドレコード級のバスを想定したハイトルクモデル。
ビッグ&スイムベイトをより遠くへロングキャストできパンチングやフロッグゲームなどのパワーゲームにも対応。
長い時間ビッグベイトの釣りに集中できる軽さやロッドバランスも魅力の一本です。
『ワンランク上の』4oz対応ビッグベイトロッド8本

ここからは、ワンランク上の4oz対応ビッグベイトロッドをご紹介します。
価格にして約5万円以上のモデルで、軽量で体への負担が少ないモデルや遠投とショートキャストを両立できるモデル。
ジョイクロ向けの特殊なモデルなど、計8本をピックアップしました。
1.「リフトパワーUPコンセプト」22バンタム 168XH-SB/2
- 想定購入価格:5万円前後
- 適合ルアーウェイト:MAX 150g
- ロッド長さ:2.03m(6フィート8インチ)
- テーパー:レギュラーファスト
- 硬さ:XH
- 自重:172g
バス釣りで必要な動作のしやすさを追求したシリーズ、バンタム。
スパイラルXコア+ハイパワーXを搭載し、パワーアップして2022年にモデルチェンジ。
中でも168XH-SB/2は、22年モデルならではのリフトパワーUPコンセプト、ワン&ハーフ2ピース仕様で、重いルアーの投げやすさや魚とのファイトで強みになるリフトパワーが魅力。
遠投とショートキャストのしやすさを両立し、力強いキャストがしやすく滑りにくさも特徴の、EVAグリップ採用も魅力の一本です。
2.「パワフル×高い操作性」Brand New DESTROYER F7.1/2-75X
- 想定購入価格:5.5万円前後
- 適合ルアーウェイト:3/4〜4oz
- テーパー:MEDIUM FAST→REGULAR
- ロッド長さ:7フィート5インチ
- 硬さ:F7(エクストラヘビー)
メガバス人気のバスロッドシリーズ、Brand New DESTROYER。
ロッドパフォーマンスを上げる5Dグラファイトシステムやブランクスに直接触れた状態により直感的な操作が可能になるグリップ設計など、メガバステクノロジーを活かした上位シリーズ。
細部までこだわりを感じられるデザイン性の高さも魅力です。
中でも2024年発売のF7.1/2-75Xは、パワフルでありながら快適に操作ができるモデル。
代表的なS字系やリップ付きビッグベイト、大型ペンシルや羽モノなど、幅広いビッグベイトに対応。
ルアー操作性も高く、しっかりとビッグフィッシュにアピールできる一本です。
3.「遠投に特化」Monstruo”G” 710HC
- 想定購入価格:6万円前後
- キャストウェイト:3/8〜6oz
- ロッド長さ:7フィート10インチ
- テーパー:レギュラーファースト
- 自重:225g
琵琶湖のモンスターバスをターゲットにしたモデルが充実した、ツララ モンストロシリーズ。
2022年にリニューアルされ、中でもMonstruo”G” 710HCは、遠投に特化したモデル。
警戒心の高いモンスターバスを遠くからアプローチできるモデルで、しなりとパワーのある投げやすいセッティングも◎
ビッグベイトだけでなく、アラバマリグやヘビキャロ、チャターベイトやテキサスリグなども対応できる一本です。
4.「ウィードを切る硬さが◎」Monstruo”G” 75HC
- 想定購入価格:6万円前後
- キャストウェイト:1/2〜7oz
- ロッド長さ:7フィート5インチ
- テーパー:レギュラーファースト
- 自重:214g
ウィードを切る硬さとファイトしやすい粘りを備えた、Monstruo”G” 75HC。
モンスターバスとのファイトがしやすいグリップ設計やバランスも◎
2〜6ozのビッグベイトのルアー操作が得意で、I字系にも対応。
ビッグベイト以外には琵琶湖で使用頻度の高いチャターやスコーン、テキサスなど守備範囲の広さも魅力です。
5.「リップ付きルアーに」Monstruo”ConceptDestruction” 77HSC
- 想定購入価格:6万円前後
- キャストウェイト:3/8〜6oz
- ロッド長さ:7フィート7インチ
- テーパー:レギュラー
- 自重:197g
難易度の上がる琵琶湖攻略の為のテクニカルシリーズである、モンストロ コンセプトディストラクション。
モンストロならではの、硬さと粘りを備えたモンスターバス対応のシリーズで、中でもMonstruo”ConceptDestruction” 77HSCは、ティップからベリーのセッティングにこだわったリップ付きルアー専用モデル。
弱い抵抗から強い抵抗まで受け止めれる設計で、水中のルアーの状態を把握しやすく、リップ付きルアーのアクションを引き出しやすいのも◎
また、スローからファーストリトリーブに対応しやすいのも強み。
マグナムクランクやリップ付きビッグベイト、バイブレーションなど、守備範囲も魅力の一本です。
6.「瞬発的アクションでスイッチON」21ポイズングロリアス 165XH-SB
- 想定購入価格:5.8万円前後
- 適合ルアーウェイト:MAX150g(〜約5.3oz)
- ロッド長さ:1.96m(約6フィート5インチ)
- テーパー:レギュラーファスト
- 硬さ:XH
2021年に第三世代としてアップデートされた、シマノ 21ポイズングロリアス。
スパイラルXコアやNEW UBDなどの最新のシマノテクノロジーを搭載し、ルアーの操作姿勢を考慮した軽さのセッティングも魅力のシリーズ。
トゥイッチ、リーリングジャークといった瞬発的なアクションでデカバスにスイッチを入れる、21ポイズングロリアス 165XH-SB。
硬いティップを採用し、精度の高いサイドハンドキャストも得意。
ビッグベイト、スイムベイトを中心に、トップやバイブレーションもこなせる一本です。
7.「ジョイクロマグナム専用機」デッドソードマグナム KG-00 9-760EXH
- 想定購入価格:6.2万円前後
- 適合ルアーウェイト:2〜5oz
- ロッド長さ:7フィート6インチ
- テーパー:ファースト
- 硬さ:EXH
- 自重:約215g
ジョインテッドクローで有名なガンクラフトからは、デッドソードマグナムKG-00 9-760EXHをピックアップ。
ジョインテッドクローマグナム専用として設計されたモデルで、ルアーを追いかけてきたバスにロッドアクションを加え、口を使わせる。この流れをより完璧にこなせるよう設計されたモデル。
オリジナルのファーストテーパーや、ルアー操作性の高さ、チェイスしてきたバスを掛けやすいフッキング性能など、ジョインテッドクローマグナムを中心とした釣りに最適な一本です。
8.「ハード系ビッグベイト専用ロッド」ディスラプション BIG BAIT C78-XXXX
- 想定購入価格:7.5万円前後
- 適合ルアーウェイト:42~168g(約1.5oz〜6oz)
- テーパー:レギュラーファスト
- ロッド長さ:2.34m(7フィート8インチ)
- 硬さ:XXXX(4X)
シマノより2023年に新たに登場したロッドシリーズがディスラプション。
対象魚に制限を持たないハード系ビッグベイト専用ロッドで、1つのルアーカテゴリーに特化させて設計することで、よりキャッチ率が高まるビッグベイトの釣りが可能に。
中でも4ozクラスを中心に6ozクラスまでのビッグベイトに特化して設計されたのが、ディスラプション BIG BAIT C78-XXXX。
強くて美しい曲がりが魅力で、遠くからもビッグ&ジャイアントベイトをしっかり操作可能な高弾性ブランクスを採用。
ビッグベイトの釣りにおいて重要な、フックセットのしやすさもgood。
バス、シーバス、青物、世界のビッグフィッシュなど、ビッグベイトを使ってあらゆる魚を狙えます。
4oz対応ビッグベイトロッドで投げられる代表的なビッグベイト

4oz対応のロッドでは、どういったビッグベイトを使うことができるのか?複数のメーカーより代表的なビッグベイトをピックアップしました。
下記のルアーウェイト一覧を参考に、使えるルアーや使いたいルアーを確認してみましょう。
2oz以下の代表的なビッグベイト
ジョイクロ148S(1.3oz)
ジョイクロ148F(1.2oz)
サイレントキラー145(1.5ozクラス)
スライドスイマー145(1.8ozクラス)
ブルシューターjr130mm(2oz)
ジョイクロ178(2ozクラス)2oz〜4ozクラスの代表的なビッグベイト
https://mon-ster.net/osusume-bigbaitrod
SG+アユロイド(2.3oz)
ガンタレル160mm(2.5ozクラス)
サイレントキラー175(2.5oz、2.8oz)
スライドスイマー175(2.6oz、2.8oz)
バスロイド(3ozクラス)
ブルシューター160(3.5oz、3.7oz)
ジョイクロマグナム230mm(4ozクラス)
理想のスタイルにマッチした一本を!

今回は、4oz対応ビッグベイトロッドをテーマに18本ご紹介しました。
最新モデルやルアー操作性の高いモデル、広くルアーをこなせるモデルなど、様々なタイプのロッドを厳選しました。
理想のスタイルにマッチしたモデルを選ぶことでキャッチ率もアップし、よりビッグベイトの釣りを楽しめると思います。