MHバスロッドよりおすすめの27本をご紹介。ヘビーバーサタイルモデルやジグ&ワームが得意なモデル、ハードベイトに特化したモデルなど1万以下〜高価格帯まで。MHバスロッドの代表的なタイプも参考に用途に合った1本を探してみましょう!
目次
MHバスロッドの代表的なタイプ
M(ミディアム)パワーをロッドの硬さで真ん中として考えた場合、MH(ミディアムヘビー)は少し強めのパワーを持つバスロッドになります。
バスロッドではMH=ベイトロッドになり、一部パワーフィネスモデルなどではスピニングロッドの場合もあります。
MHのバスロッドで代表的なモデルとしては「ヘビーバーサタイルモデル」があります。このヘビーバーサタイルモデルは、ベイトロッドのバーサタイルモデルに多いMパワーのロッドよりも重めのルアーに対応でき、中〜重量級のソフト&ハードルアーを広くカバーできるモデルに当たります。
次にMHバスロッドの代表的なタイプとしては「ジグ&ワーム」に適したモデルです。このタイプはカバーでの釣りを想定したパワーのあるモデルも多く、長めのロッドが多いのも特徴です。
他にも「ハードベイト」に特化したタイプのMHバスロッドも多く存在します。このタイプはファーストムービングルアーで広くリサーチすることを想定したモデルが多く、ロングキャストしやすい長めのロッドが多いのも特徴です。
その他にも特定のメソッド、スタイルに特化したモデルなども存在するため、MHロッドを選ぶ際は、用途にマッチしているか?を確認して選ぶようにしましょう。
【低〜高価格帯まで】MHバスロッドおすすめ27本
ここからはMH(ミディアムヘビー)のバスロッドをテーマに、低〜高価格帯までおすすめ27本をご紹介します。出番の多いバーサタイルモデルやジグ&ワーム用、ハードベイト用など、様々なタイプをピックアップしました。
初めてのベイトロッドにもおすすめの1万以下のシマノ23年Newモデルや、バス釣り+他の魚種にも汎用性を持たせたダイワの23年モデル。高強度ソリッドティップを採用したジグ&ワーミングロッドや、スイムベイトやスピナーベイトなどレンジコントロールが得意なグラスコンポジットモデルなども。
理想の一本があるか、チェックしてみましょう。
【低価格帯】MHバスロッドおすすめ7本
1.シマノ 23バスワン XT+ 166MH-2
シマノのエントリークラスとして代表的なバスワンが2023年にアップデート。
バスワンXT+は、CI4+をリールシートに採用した軽くて操作性の高さや感度の良さが魅力。
中でも23バスワン XT+ 166MH-2は、扱いやすい長さのバーサタイルモデル。
ミドルクラスのハードルアーやラバージグなどの重めのリグを使ったキレのあるアクションが得意。
小型から中型のビッグベイトもカバーできるのもgood。
2.ダイワ ブレイゾン C66MH-ST
手頃なシリーズながらダイワテクノロジーを多く搭載した、21ブレイゾンシリーズ。
高感度グリップを搭載し、取り回しの良さも魅力。
中でもブレイゾン C66MH-ST 22年追加モデルは、硬めのソリッドティップを搭載したモデル。
テキサスリグやフリーリグなど、リグ系の操作がしやすいセッティングで、メガトップやカーボンモノコックリアグリップ搭載での感度も◎
カバー周りでの魚とのファイトがしやすい強いバットも嬉しい一本です。
3.シマノ ゾディアス 166MH
ポイズンシリーズの特徴的なカーボンモノコックグリップを手頃なシリーズであるゾディアスにも搭載した、20ゾディアス。
軽くて操作性が高く、ルアーのアクションやストラクチャーなどを捉えやすい感度の高さが◎
中でもゾディアス 166MH 22年追加モデルは、6フィート6インチの陸っぱり&ボートシーンで広く活躍するモデル。
操作しやすい長さで、広くルアーをこなせるバーサタイル性能も特徴。
ルアーの動きやアタリを把握する感度を備え、フッキング性能やパワーを備えたMHバスロッドです。
4.シマノ ゾディアス 172MH-G
中~大型ハードルアーにマッチするグラスコンポジットモデル、ゾディアス 172MH-G 23年追加モデル。
ルアーのポテンシャルを引き出すしなやかさを備え、ロングアプローチが可能な長さも◎
カーボンモノコックグリップ搭載ロッドで、操作しやすさやルアーの動きを捉えやすい高感度も魅力です。
5.アブガルシア ホーネットスピアーズ HSSC-672MH
手に取りやすい価格帯の人気シリーズ、ホーネットに2023年に新しいシリーズが登場。
ホーネットスピアーズは、高弾性40tカーボンを中心に、バット部分に55tカーボンを採用したことで、よりシャープでパワーのあるロッドが完成。操作性の高い軽さや高感度も魅力。
中でもホーネットスピアーズ HSSC-672MHは、10.5g〜28gとバス釣りでも出番の多いルアーを広く扱える中重量バーサタイルロッド。
近距離から遠距離をバランスよくアプローチできる長さで、撃ちと巻きの両立に適したレギュラーファーストテーパーも◎
カバーで掛けたバスを寄せるバットパワーも強みの一本です。
6.レジットデザイン スタンドアウト SOC69MH -2
ユーザー評価の高いバスロッドが魅力のレジットデザインが手がける手頃な価格のシリーズが、スタンドアウト。
中でもスタンドアウト SOC69MH -2は、パワーフィッシングバーサタイルモデル。
ジグ&ワームを使用したカバーゲームから、スピナーベイトやチャターベイトなどのシングルフックの釣りも得意。
携行性の高い2ピース設計も特徴の一本です。
7.ダイワ リベリオン 662MHRB
ダイワの手の届きやすい価格帯の代表的なバスロッド、リベリオン。
多くのメソッドに対応できる数多くのラインナップがあり、シャープな操作感や振り抜けの良さが魅力のシリーズ。
中でもリベリオン 662MHRBは、水中の情報を捉えやすい感度と、カバーでのスタックをかわしやすいセッティングが◎
操作性の高いレングスで、テンポよくカバーを撃っていく釣りが得意。
中〜重量級巻物やフロッグもこなせる一本です。
【中価格帯】MHバスロッドおすすめ11本
出典:daiwa
1.シマノ 22エクスプライド 168MH-S
シマノのバスロッドの中でもコスパの良さが際立つシリーズがエクスプライド。
2022年にはフルモデルチェンジし、更に魅力的に。
カーボンモノコックグリップを搭載した操作性の高さや感度の高さ、10%以上の軽量化も◎
中でも22エクスプライド 168MH-S 2023年追加モデルは、ジグ&ワーミングが得意なモデル。
タフテック∞とハイパワーXソリッドを採用した高強度なソリッドティップにより、ストラクチャーをかわしやすく、ボトムの把握やフリーリグやヘビーダウンショットリグなどを使った際の捉えにくいバイトを感知しやすい手感度の高さも◎
ジグ&ワーミングでのキャッチ率をアップさせたい場合に理想的な一本です。
2.シマノ 22エクスプライド 172MH
スピナーベイトやバイブレーションなど巻物ルアーでの広範囲な釣りから、ピッチングなどで近距離のテキサスやジグなどの釣りをカバーできるロングバーサタイルロッド、22エクスプライド 172MH VERSATILE Concept。
長めの設計ながらロングキャストを繰り返しやすい軽さや操作性も◎
シャープで魚を掛ければきれいに曲がるセッティングも特徴的です。
3.メガバス レヴァンテ F5-611LV
メガバスのバスロッドの中でも、手に取りやすい価格帯の人気シリーズ、レヴァンテ。
リールをセットした際のロッドティップの重量感を減らした設計で、シャープなキャストフィールやルアー操作性の高さが◎
中でもレヴァンテ F5-611LVはミディアムヘビーを表すF5パワーのロッドで、テキサスやジグなどを使ったカバー攻略から、バイブレーションやスイムベイト、ディープクランクなどの巻物も広くカバーできるモデル。
長時間使用しても負担が少ない設計で、軽量なのも強みの一本です。
デザイン性の高さが楽しめるのも◎
4.アブガルシア ベルサート VERC-68MH
アブガルシアの2021年発売シリーズ、ベルサート。
日本全国のインタビュー調査から最適化されたラインナップが魅力で、中でもMHロッドにあたるのがVERC-68MH。
陸っぱり&ボート、サーチベイトで広く探る釣りからカバーの釣りまでバランスよく対応できるバーサタイルロッド。
ジグ、テキサス、フリーリグなどのリグの釣りからスピナーベイトやスイムジグ、トップなどあらゆるタイプのルアーに広く対応できる一本です。
5.テイルウォーク 22フルレンジ C72MH
バーサタイルモデルが充実し、様々なニーズにマッチするラインナップが魅力の、22フルレンジ。
中でも22フルレンジ C72MH 2023年追加モデルは、数多くのシュチュエーションに対応できるミディアムヘビーのバーサタイルモデル。
曲がるのに張りがある絶妙なセッティングで、様々なルアーを扱いやすいのが◎
スピナーベイトやチャターベイト、バイブレーション他巻き物ルアーの釣りから、テキサスリグやフリーリグ、ヘビキャロなどの撃ち物ルアーを広く扱えます。
6.テイルウォーク 22フルレンジ C611MH
少し重めのファストムービングルアーを使った釣りが得意な、テイルウォーク 22フルレンジ C611MH。
ビッグクローラーベイトやスイムジグなどで、ラインスラックを利用した巻きの釣りや、ウィードエリアのクランキングやスピナーベイトのスローローリングなど、テクニカルなハードルアーの釣りにマッチ。
ラインスラックリトリーブ中のバイトも捉えやすい感度を備え、しっかりとフッキング可能なバットパワーも特徴の一本です。
7.ダイワ ファントム リベラリスト 703MH+RSB
ダイワより2023年リリースのニューロッドシリーズ、ファントム リベラリスト。
汎用性を備えたバスロッドを更に手を加えることで、他のターゲットにも汎用性を持たせたルアーロッドシリーズ。
中でもファントム リベラリスト 703MH+RSBはMHよりも少し強いMH+のパワーを持ったロッド。
バス釣りではカバーゲームやビッグベイトを使った釣りに対応でき、ソルトシーンではシーバスをビッグベイトで狙う釣りやロックフィッシュ。ボートでの青物なども対応する一本です。
8.メジャークラフト デイズ 360 D360C-66MH
多軸方向にカーボンシートを巻いたR360構造が特徴的な、2023年発売シリーズ、デイズ 360。
超軽量ながらパワーと張り、粘りも備えているのが魅力。
中でもデイズ 360 D360C-66MHは、ボトムの釣りに理想的な設計のモデル。
わずかな地形の変化を捉えやすい超高感度で、ストラクチャー周りからデカバスを引き剥がすパワーを備えているのも魅力です。
9.レジットデザイン ワイルドサイド WSC610MH
ワイルドサイドは、レジットデザインの代表的なバスロッドシリーズ。
キャスティング精度が高まり操作しやすいショートロッドを中心に充実したラインナップも◎
また、対象ルアーにマッチした細部までこだわり抜いたセッティングも特徴的です。
中でもワイルドサイド WSC610MHは正確なキャストがしやすく、高感度で軽く、しなやかさも強み。
スピナーベイトなどの巻物の釣りからテキサスなどのカバー撃ちを高次元に対応できる一本です。
10.ダイワ ブラックレーベル LG 6101MHFB
ダイワ ブラックレーベルは、ルアーの動きに違和感を与えない糸ふけに注目し、ベストな状態でルアーを動かせることをテーマに設計されたシリーズ。
ソフトルアーを主に対象にしたSGシリーズと、ハードルアーを主に対象にしたLGシリーズに分かれているのも特徴。
中でも、スイムジグやスピナーベイトのスラックラインリトリーブが得意なのが、ブラックレーベル LG 6101MHFB。
ルアーの動きを把握しやすいため、バスに違和感を与えない巻きに集中した釣りが可能。
遠距離&近距離のストラクチャーを丁寧に探りやすいキャスト性能も◎
しっかりフッキングできるバットパワーも魅力の一本です。
11.ティムコ フェンウィック リンクス LINKS-FM74CMHJ
リンクスは、フェンウィックのフラッグシップモデルであるエイシス(ACES)シリーズの意思を継ぐスタンダードモデル。軽く、しなやかでトルクのある特徴が◎
中でもフェンウィック リンクス LINKS-FM74CMHJ 23年追加モデルは、7フィート4インチの遠投が得意なロングロッド。
長さを感じさせない操作性の高さで、中量級巻き物やディープクランク、チャターベイトやスイムジグなど広範囲を効率よくリサーチする釣りにマッチ。
ルアーの動きを把握しやすいティップ感度を備え、スタックをかわしたり外す操作も得意な一本です。
【高価格帯】MHバスロッドおすすめ9本
出典:shimano
1.シマノ 22バンタム 174MH+-G/2
シマノバスロッドの代表的なシリーズ、バンタム。
バス釣りで必要な本質を追求して開発されたシリーズで、22年には先進技術を搭載して更に進化。
パワーがあり、あえて継ぎ目を作るなどの目的のルアーやスタイルにマッチした細かなセッティングも特徴的。
中でも22バンタム 174MH+-G/2 23年追加モデルは、ワン&ハーフ設計でMH+のパワーを備えたグラスコンポジットモデル。
スイムベイトを使ったデッドスローの釣りやディープクランク、バイブレーションやスピナーベイトなどの釣りにマッチし、レンジコントロールやスタックをかわす操作やバイトを捉えて掛けていく操作がしやすい設計が特徴。
チューブラーバットを採用したパワー面も魅力の一本です。
2.シマノ バンタム 170MH
ジグ&ワームの釣りと1ozまでの巻物ルアーを広くカバーできる、170MH VERSATILE 22年モデル。
軽さを活かした操作性やバットパワーを活かした遠投が強みで、撃ちと巻きの両立に適したファストテーパーを採用。
張りのある感度で水中の変化を捉えやすく、魚を掛ければトルクで浮かせやすい強みも魅力の一本です。
3.メガバス オロチ X10 F5-70XT
オーガニックファイバーのX10を採用することで軽量化や軸ブレを抑える制振性能が魅力の、2023年発売 オロチ X10シリーズ。
耐衝撃性能や環境にやさしい製造過程も特徴的。
中でもオロチ X10 F5-70XTは、メガバスロッドでのミディアムヘビーに当たるF5のパワーのモデル。
中〜重量級ルアーを使用した釣りが得意なヘビーバーサタイルモデル。
スイムベイトやディープクランクなどの釣りからジグ&テキサスのカバーゲームなど、撃ちと巻きを両立する一本です。
4.メガバス オロチ X10 F5.1/2-69XT
新素材採用による制振性能を活かしたジグロッド、23年発売 オロチ X10 F5.1/2-69XT。
軽量で操作性が高く、ジグやリグを細かく操作できる特徴も◎
高感度でディープのボトムを把握しやすい特徴や、ハイトルクも強みの一本です。
5.シマノ ポイズングロリアス 168MH-LM
シマノ×ジャッカルの共同開発のポイズングロリアス。
トーナメントシーンで勝利を手にするために開発がスタートし、21年には第三世代としてより細部まで磨き上げられたバスロッドが完成。
メソッドのロッド操作姿勢に合わせて真の軽さを追求したセッティングなどが特徴的です。
中でも21ポイズングロリアス 168MH-LM 23年追加モデルは、システマチックハードベイトシリーズ。
低弾性カーボンを採用したティップにより、シングルフックルアーで必要となる追従性&フックセット性能を両立。
カバー周りのスピナーベイトも得意で、バズベイトや大型トップも対応できるパワーも◎
粘りを備えたバットにより、有利なファイトが可能になる一本です。
6.ダイワ 21スティーズ C66MH
ダイワの最高峰のバスロッドであるスティーズ。
2021年には15年ぶりにフルモデルチェンジされ、更に魅力的にアップデート。
X45フルシールド採用により、様々なキャストをするような上級者にも嬉しい、キャスト時のネジレを徹底排除。より正確なキャストが決まりやすい設計になっています。
中でも21スティーズ C66MH マシンガンキャストタイプIIは、ワイヤーベイトを使ったスラックラインリトリーブが得意で、高い巻き感度も強みのモデル。
スローロールでのショートバイトをものにしやすく、ヘビーワイヤーベイトにも対応できるパワー面も魅力の一本です。
7.ダイワ ハートランド リベラリスト 763MH+RSB-23
ダイワのバスロッドでも長い歴史のあるハートランドの複数魚種をターゲットにできるシリーズが、ハートランド リベラリスト。
耐久性が高く、肉厚で細身のブランクが特徴的。
中でもハートランド リベラリスト 763MH+RSB-23 23年モデルは、カバーゲームやビッグベイトゲームで活躍するMH+パワーのモデル。
重量級ルアーを使った操作性が高く、大物とのやりとりがしやすいバットパワーも◎
バスやシーバス、アカメや小型青物他、多くのゲームで活躍してくれます。
8.ティムコ フェンウィック エイシス ACES65CMHJ
60年以上の長い歴史を持つフェンウィック。
中でもフラッグシップモデルに入るエイシス(ACES)は、目的の釣りに最もマッチするブランクマテリアル、パワー、長さにセッティングされたシリーズ。
中でもエイシス ACES65CMHJ 23年モデルは、やや軽めのビッグベイトを扱うのに理想的なモデル。
アキュラシーキャストに繋がるしなやかさを備え、ロッドワークで細かなルアー操作がしやすく、下方向のロッドワークで水面に当たりにくいレングスも◎
デカバスとのファイトで有利になるパワーも備え、ノーシンカージャークやマグナムクランクなどもカバーする一本です。
9.エバーグリーン オライオン OCSC-69MH ムーンゲイザー
菊元俊文プロが手掛けるバスロッドシリーズ、エバーグリーン コンバットスティック オライオン。
カーボン繊維を高い密度で肉厚に織り込むクワトロウーブンクロスを新採用したことで、復元力のあるブランクスが完成。
伸びのあるキャストやフッキングの際のパワー、バスを寄せるパワーが強みに。また、軽量で高感度な特徴も◎
中でもオライオン OCSC-69MH ムーンゲイザーは、シャロー&ディープもこなせるバーサタイル性能があり、ラバージグを含むあらゆるリグからスピナーベイトやチャターベイトなどの巻物ルアー、中型ビッグベイトなどもカバーできる守備範囲の広さが◎
軽量で操作性が高く、ロッドの復元力で体への負担の少ないキャストやカバーの中でかけたバスを引き出しやすい特徴も魅力です。