15のおすすめバスロッドメーカーの紹介と各代表的なバスロッドシリーズをご紹介します。バスロッドの取り扱いのある代表的な釣りメーカーから、知る人ぞ知るマニアックなバスロッドメーカーまで。使ってみたいメーカーやバスロッドを探してみましょう。
目次
1.ダイワ(DAIWA)

出典:daiwa
ダイワはバス釣りタックルが揃うメーカーの中でも定番的存在。
バスロッドも多くリリースされており、低価格からダイワ技術を採用した品質や操作性の高いロッドが揃っています。
また、上位モデルでは最新技術を採用し、それぞれのルアーやゲーム内容にマッチさせた特殊なセッティングのロッドが魅力的です。
低価格帯のおすすめロッド「ブレイゾン」
軽量で操作性を高めるエアセンサーシートや粘りや強度のある高密度HVFカーボンなど、手に取りやすい価格ながらダイワテクノロジーが充実した、ブレイゾン。バーサタイルモデルはもちろん、ベイトフィネスやビッグベイトモデル。フロッグモデルやミドスト対応ロッドなど、専門メソッド対応ロッドも充実。
陸っぱりや車移動、電車や自転車と移動の際に持ち運びやすい2ピースモデルが用意されいるのも嬉しいポイントです。
低価格帯のおすすめロッド「リベリオン」
ダイワ低価格帯バスロッドの代表的なシリーズと言える、リベリオン。
上位モデルに迫るDAIWAテクノロジーを搭載し、操作性の高い軽量感や正確なキャストがきまりやすいシャープな振り抜き感が◎
数多くのラインナップからイメージにマッチした一本を探しやすく、DAIWAオレンジがアクセントになったスタイリッシュなデザインも魅力です。
中価格帯のおすすめロッド「ブラックレーベルSG、LG」
釣れるバスロッドをテーマに、バスに違和感を与えず喰わせの間を与えることを意識して設計されたダイワのバスロッドの定番的シリーズとも言える、ブラックレーベル。
ワーミング系ロッドシリーズのSGと、ムービングルアー系ロッドシリーズのLGに分かれた多くのラインナップも特徴。
ワーミング系のSGシリーズでは、先端は硬いへの字曲がりのテーパー設計で喰わせの間を作れ、ストラクチャーを把握したり、根掛かりをかわしたりしやすい高感度な張りのあるティップが◎
ムービングルアー系のLGシリーズは、絶妙なラインスラックを作り出せるモデルなど、巻き物系ルアーで理想的なセッティングが◎
軽くて貼りのあるキャスト性能の高さも魅力です。
高価格帯のおすすめロッド「ハートランド」
ハートランドは岸釣りを極めるための洗練ロッドが揃う、ダイワバスロッドの中でも個性的なシリーズ。
村上晴彦プロデュースシリーズで、遠投性能の高いロングロッドが多く、村上理論をダイワ最先端技術によって再現したラインナップが魅力。
それぞれが個性的で独特のセッティングのロッドが楽しめます。
2.シマノ(SHIMANO)

出典:shimano
バスロッドを取り扱うメーカーの中でも大手の釣りメーカーで代表的なシマノ。
シマノ独自の素材や、高感度グリップ、ジャッカルと共同開発しているシリーズなど、入門向けに手頃なシリーズから上位モデルまで、様々なシリーズより理想的なロッドを探しやすくなっています。
低価格帯のおすすめロッド「バスワン XT+」
シマノのエントリークラスのバスロッドとして代表的なバスワンシリーズ。
2023年にはバスワンXT+として登場。
バス釣りをスタートしたばかりの頃はもちろん、継続して上達を意識すべき課題がキャスティング。
バスワン XT+では、キャスティング上達を意識したブレを抑えたしなやかなブランクス設計が採用されています。
低価格帯のおすすめロッド「ゾディアス」
ゾディアスは、低価格ながら上位モデルに迫るシマノ技術を搭載したコスパの高い人気シリーズ。
高感度グリップのカーボンモノコックグリップを搭載するなど、シマノならではのスペックを楽しめます。
中価格帯のおすすめロッド「バンタム」
バンタムはシマノのバスロッドの中でも代表的なシリーズ。
バス釣りに必要な本質的な要素を追求して開発され、様々なシマノ技術を採用した豊富なラインナップも◎
2022年にモデルチェンジされ、10%以上の強度アップにより、よりパワフルで長く愛用できる耐久性も魅力。
部分ごとに、目的のルアーが使いやすいセッティングを施した継ぎ設計モデルも注目です。
高価格帯のおすすめロッド「ポイズングロリアス 」
トーナメントで勝つために開発がスタートしたシリーズ、ポイズングロリアス。
2021年には第三世代モデルとしてトーナメントだけでなくローカルフィールドにもよりマッチングした設計に進化。
各ロッドの用途のルアーによって変わる保持姿勢に合わせ、真の軽さを感じられるセッティングが施され、使用する素材を細かく使い分けているのも◎
最新テクノロジーを駆使し、一本一本目的の釣りをより高次元に楽しめます。
3.アブガルシア(Abu Garcia)

出典:purefishing
バスロッドの中では中価格帯でワンランク上のロッドが揃う、アブガルシア。
また、低価格でもラインナップが豊富で、一般的なモデルから特化した釣りに使えるモデルが多いシリーズなど、コスパの高さも特徴。
強くて軽く、高感度なTAF製法など、アブガルシアならではの技術も楽しめるおすすめメーカーです。
低価格帯のおすすめロッド「バスビート3」
入門用としてよく選ばれているシリーズ、バスビート3。
低価格で品質を備えた人気の高評価シリーズ。
バス釣りで出番が多いルアーをしっかりカバーできるバーサタイル性の高いロッドが中心に揃っています。
低価格帯のおすすめロッド「ホーネットスピアーズ」
低価格帯ながら本格的なスペックを備えたロッドが特徴的で、コスパ面でも魅力のバスロッドシリーズ、ホーネット。
2023年にはホーネットスピアーズとしてリニューアル。
軽くて高感度、強く耐久性も備えたロッドを、40tカーボン&55tカーボン素材の採用で実現。
スピニング&ベイト共に、出番の多いタイプのロッドがラインナップされています。
高価格帯のおすすめロッド「ファンタジスタ ニューディーズ」
青木プロプロデュースモデル、ファンタジスタニューディーズ。
青木プロが得意とする繊細さを備えたラインナップが特徴的。
バーサタイル性の高いモデルや、ベイトフィネスモデル、軽量ルアーの正確なキャストがしやすいスピニングモデルなど、洗練モデルがリリースされています。
4.メガバス(Megabass)
数々のヒットルアーをリリースしてきたメガバス。
バスロッドも多くのシリーズがあり、小さいルアーからジャイアントベイトなどの特大ルアーまで対応できるロッド、価格帯も幅広く揃っています。
デザイン性の高いロッドが多いことも特徴的で、独特のグリップ設計や、最先端技術が魅力のモデルが多く揃っています。
低価格帯のおすすめロッド「レヴァンテ」
全米で人気のシリーズであるレヴァンテを日本向けに開発したシリーズ。
豊富なラインナップで、繰り返すキャストや様々なキャストで使いやすい軽さと、ロッドバランスにこだわって設計されているのが特徴的。
ロッドの長さを感じさせない操作性も魅力のシリーズです。
中価格帯のおすすめロッド「オロチ X10」
ロッドの主軸素材にオーガニック繊維を採用した、2023年発売のオロチ X10。
軸ブレのないシャープな操作感やキャスト性能、バイトがあった際のフックセットのしやすさも◎
その他、新素材により衝撃に強く、軽さや製造過程のCO2排出量が大幅に抑えられる点も特徴的です。
5.ノリーズ(NORIES)
ノリーズは、バスフィッシングが日本で黎明期の頃から活躍し続ける田辺哲男プロがプロデュースするメーカー。ハードルアーからソフトルアーまで数多くのルアーがリリースされているメーカーで、バスロッドも複数のシリーズが存在。
バスロッドとしては比較的マニアックなロッドと言え、中級者〜上級者に喜ばれるようなラインナップが魅力。
バーサタイル性を備えたモデルはもちろん、それぞれのゲームに求められるセッティングを細かく施したロッドが揃っています。
グリップエンドに設置された着脱可能なバランスウエイトで、キャストスタイルに合わせて調節できるモデルなど、使っていて楽しめる要素も魅力。
高価格帯のおすすめロッド「ロードランナーヴォイス ハードベイトSP」
ハードベイトロッドに求められる正確なキャストをテーマに開発されたシリーズ、ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル。
一投目でバイトに持ち込むための正確なキャストがしやすく、フッキング性能や様々なルアーをこなせる守備範囲も強みの一本です。
高価格帯のおすすめロッド「ロードランナーストラクチャー NXS」
ソフトベイト専用にセッティングされたシリーズ、ロードランナーストラクチャーNXS。
トルクがあり、張りと感度を備え、軽くて操作性の高さも特徴。
デカバスをターゲットにしたソフトベイトの釣りに特に活躍してくれます。
6.メジャークラフト(Major Craft)
メジャークラフトはバスロッドの中でも手の届きやすい価格帯のロッドが多く、入門者にもよく選ばれているメーカー。
低価格で多くのシリーズやラインナップより理想的なモデルが探しやすくなっています。
また、フローター向けや、自転車や電車、遠征向けの持ち運びやすいロッドがリリースされているのも特徴的です。
低価格帯のおすすめロッド「バスパラ」
本格的なバスロッドを入門者向けに開発されたシリーズ、バスパラ。
スピニングモデル、ベイトモデル、持ち運びやすい振出モデルがあり、入門向けでありながら様々なスタイルに対応できる豊富なラインナップが嬉しいシリーズです。
低価格帯のおすすめロッド「ベンケイ」
お手頃価格で、様々な要望に応える豊富なラインナップが特徴のシリーズ、弁慶(ベンケイ)。
オカッパリなどで活躍する守備範囲の広いバーサタイルモデルやハイプレッシャーフィールドに嬉しい豊富なベイトフィネスモデル、フロッグやビッグベイトなどの特殊なスタイルをこなせるモデルなどがラインナップ。
また、スピニング、ベイトモデルだけでなく、パックロッドやフローターモデルも用意されています。
中価格帯のおすすめロッド「デイズ360」
カーボン繊維を縦、右斜め、左斜め、横方向に組み合わせた新製法、R360構造が特徴的な2023年リリースのバスロッドシリーズ、デイズ360。
この新たな製法により、超高感度と粘りを両立。巻き物ルアーの釣りでは巻き感度の高さによりルアーが今どういった泳ぎをしているか?や根掛かり回避、トレースコースを考えるのにも貢献。リグの釣りではリグの操作のしやすさ、ボトムやショートバイトの捉えやすさなどに感度の高さがプラスに。
粘りは、フッキング性能や魚とのやりとり、カバーで掛けたバスを寄せてくる祭などで活躍してくれます。
7.レジットデザイン(LEGIT DESIGN)
トレンドにマッチしたスペックのロッドではなく、実際のフィールドで求められるLEGIT(本物)を追求したバスロッドが魅力の、レジットデザイン。
比較的マニアックなバスロッドメーカーですが、ユーザー評価が高く、高品質で手に届きやすい価格のバスロッドが揃っているのも魅力。
防弾チョッキやタイヤの補強材などに使用されるアラミド繊維を取り入れたバスロッドが代表的。
操作性が高く、フッキングレスポンスの高いショートロッドが充実したシリーズや様々なスタイルに対応でき、手頃な価格ながらレジットデザインの知識と経験を詰め込んだシリーズなども魅力です。
低価格帯のおすすめロッド「スタンドアウト」
アクションやガイド設計、品質面と、レジットデザインの知識と経験を活かしたロッドが手に取りやすい価格で楽しめるのが、スタンドアウト。
1ピースモデルと持ち運びやすい2ピースモデルがあり、ベイト&スピニング共にバーサタイルロッドが充実。
ビッグベイトやベイトフィネス、パワーフィネスやミドストといった特殊な用途に対応するロッドもラインナップされています。
中価格帯のおすすめロッド「ワイルドサイド」
ワイルドサイドは、セールスポイントにつながるスペックの強化ではなく、バス釣りで必要な本質的な要素にフォーカスして開発されているシリーズ。
カーボンやグラス素材、弾性など、一本一本目的のルアーやスタイルに合わせて採用された絶妙なセッティングが◎
防弾チョッキや航空機素材などに使用されるアラミド繊維で補強された、しなやかでトルクがあるのも魅力です。
操作性やルアーの操作性で有利になるショートレングスが充実しているのもgood。
8.ジャッカル(JACKALL)
数多くのルアーを中心にバスロッドもリリースしている、ジャッカル。
基本性能を備えデザイン性も楽しめる手に入れやすい価格帯のバスロッドが魅力。
また斬新なグリップ構造を採用したシリーズなど、ジャッカルならではの個性的なバスロッドが楽しめます。
低価格帯のおすすめロッド「BPM ビーピーエム」
低価格で基本性能が高く、デザイン性も楽しめるBPM ビーピーエム。
持ち運びやすい2ピースモデルや、霞ヶ浦水系を想定した設計の20年モデルなど、複数のラインナップより理想的な一本を選びやすくなっています。
中価格帯のおすすめロッド「リボルテージ」
手に入りやすい価格で精度の高い釣りが可能なシリーズ、リボルテージ。
グリップエンドからティップまでが一体化し、ダイレクトに手元に水中の情報を伝えてくれる感度が◎
数多くのラインナップで、バーサタイル性の高いモデルから、ミドストやヘビーカバー攻略向けのパワーフィネスロッドなど、特殊な釣りに特化したモデルも充実しています。
9.ディスタイル(DSTYLE)
ディスタイルは、バストーナメントで好成績を残す日本の代表的なバスプロ、青木大介プロがプロデュースするメーカー。
ルアーを中心に、アパレル、ロッドなどがリリースされています。
バスロッドをリリースするメーカーとしてはマイナーですが、全体的に青木プロが得意とする繊細な釣りを展開するルアーやロッドが魅力的です。
中価格帯のおすすめロッド「ブルートレック」
青木大介プロの経験をフィードバックして開発された、ブルートレック。
キャスタビリティや感度など、本当に必要な性能のみに集中し、必要のない要素を削ぎ落としたロッドが特徴。
またデザイン性も魅力で、コルクグリップのアクセントのブルーやブランドネームが◎
10.ツララ(TULALA)
世界中の魚を対象にした様々なシリーズが存在する、ツララ。
バスロッドとしてはマニアックなメーカーと言えますが、琵琶湖バスアングラーに愛用者が多く、モンスタークラスのバスを狙った釣りに理想的なモデルが多く揃っています。
また、警戒心の高いビッグバスを人間の気配を感じさせない遠くからアプローチできるようなロングキャストが得意なモデルが多いのも特徴で、ツララならではの独特なデザインや思想を楽しめるのも魅力のロッドメーカーです。
高価格帯のおすすめロッド「Monstruo”G”」
モンスタークラスをターゲットにできるラインナップが魅力の、2022年リニューアルモデル、Monstruo”G”。
ビッグベイトやジャイアントベイト、チャターベイトやスコーンリグなど、琵琶湖でよく使用されるルアーに対応したロッドが多いのも特徴のシリーズです。
高価格帯のおすすめロッド「Monstruo ConceptDestruction」
タフ化する琵琶湖で、テクニカルなアプローチを得意とするシリーズ、モンストロ コンセプトディストラクション。
琵琶湖モンスターバスとのファイトを想定したパワーを備え、メタルバイブのリフト&フォールが得意なモデルや、全季節のウィード攻略をテーマにしたモデルなど、よりテクニカルな釣りが楽しめます。
11.ガンクラフト(GAN CRAFT)

ジョイクロの名で親しまれている大ヒットルアーであるジョインテッドクロー178などのルアーを中心に、バスロッドもリリースするメーカーが、ガンクラフト。
独特の世界観を楽しめるメーカーでもあり、中〜上級者向けの高価格帯を中心としたバスロッドがリリースされています。
バーサタイルモデルなど一般的なバスロッドから、ジョイクロ開発メーカーだからこそできるジョイクロのポテンシャルを最大限に引き出せるバスロッドなどが魅力。
バスロッドとしてはフィールドで使っている人をなかなか見かけないマニアックなロッドと言え、メジャーフィールドなどジョイクロ愛用者やS字系ビッグベイト使用者の多いフィールドで、ライバルとの大きな差になる期待も・・。
高価格帯のおすすめロッド「キラーズ」
ガンクラフトを代表するバスロッドシリーズ、Killers-00。
バーサタイルモデルやベイトフィネスモデル、琵琶湖でのムービング系ルアーを想定したモデル、ビッグベイトの横さばき&ジグ等の縦さばきを一本で対応できるモデルなど、より具体的な使い方で力を発揮してくれるロッドが多く揃っています。
さらに特殊なモデルとしては、ジョインテッドクロー178やジョインテッドクローマグナムなど、使用ルアーを明確にした専用ロッドなど、上級者向けの豊富なラインナップも魅力です。
12.ティムコ(Tiemco)
ロッド作りにおいて長い歴史のあるアメリカのメーカー、フェンウィックのバスロッドを輸入&販売を行なっているティムコ。
繊細な釣りにマッチしたロッドや、特殊な釣り専用のロッドなど、手の届きやすい価格から釣りやゲームにあった素材などのセッティングをモデルごとに細かく行う上位モデルなど、より精度の高い釣りができるロッドが魅力。
また、クラシックなデザインを楽しめるのも特徴です。
中価格帯のおすすめロッド「リンクス」
上位モデルのエイシスのいい要素を取り入れ、手の届きやすい価格でシリーズ化されたのが、リンクス。
コストパフォーマンスが高く、軽くてしなやかで粘りやトルクを備えたモデルが揃っています。
ラインナップは、複数のベイトフィネスモデルやバーサタイルモデル、2.5ozまで対応したパワーゲームモデルなど、1本1本考え抜かれたセッティングのラインナップが魅力です。
高価格帯のおすすめロッド「ACES」
フェンウィックの代表的な上位モデル、エイシス。
高感度でシャープなブランクスや、しなやかで粘りやトルクのあるブランクスなど、一本一本の釣りの目的に合わせて素材や製法、構造を組み合わせたラインナップが最大の強みです。
13.テイルウォーク(tailwalk)
手の届きやすい価格帯で、品質を備えたバスロッドが多くリリースされている、テイルウォーク。
一般的なルアーに対応した多くのラインナップと、ビッグベイトやジャイアントベイト、フロッグ、マグナムクランクやアラバマリグなどの特殊な釣りに対応した手頃な価格のモデルがあるのも魅力です。
低価格帯のおすすめロッド「22 フルレンジ」
テイルウォークのバスロッドとして2015年リリースの代表的なバスロッドシリーズ、フルレンジ。守備範囲の広いモデルを中心に特殊なメソッドに対応できるモデルもラインナップされ、コスパの良さを感じさせるショッピングサイトのレビューも印象的なシリーズでした。
2022年にはブランクス素材の見直しや様々なフィンガースタイルにマッチするZ-シェイプリールシートの搭載など、更にブラッシュアップされ登場。
22年モデルも充実したラインナップで、シリーズの強みでもある様々なルアーに対応できるバーサタイルモデルが多く用意されているのも特徴的です。
14.デプス(deps)
デカバスをターゲットにしたルアーやロッドが充実している、デプス。
バーサタイルモデルや、ジグやテキサス向けのロッドといった一般的なラインナップから、ヘビースピナーベイトやビッグベイト、ジャイアントベイトなどのパワーゲーム、モンスターバスだけでなく怪魚も想定したスペックのモデルなど。
デカバス狙いや琵琶湖や池原ダムなど、アベレージサイズが大きいフィールドで特におすすめのメーカーです。
高価格帯のおすすめロッド「サイドワインダー」
デカバスを掛けて獲るという本質的な性能を求めて開発されたシリーズ。
デカバス向けのルアーを想定したスペックが多く、巻物ルアーが得意なグラスコンポジットモデルやフリッピングモデル、スピニングモデルなども揃っています。
高価格帯のおすすめロッド「ヒュージカスタム」
モンスターバスだけでなく、怪魚もターゲットにできるシリーズ、ヒュージカスタム。
パワーやトルクにこだわり、剛性面で安心できるガイドセッティングも◎
汎用性も持たせ、海外遠征向けのマルチピースモデルも用意されたモンスターバス、怪魚向けシリーズです。
15.エバーグリーン(EVERGREEN)
ワンランク上の洗練ロッドが揃う、エバーグリーン。
中〜上級者を中心に人気のメーカーで、多くのシリーズがあり、独自の製法や高級素材、バス釣りの中でもそれぞれのゲームをより高い精度で展開できる細部まで凝ったモデルなど、より理想的な釣りを展開する場合におすすめのメーカーです。
高価格帯のおすすめロッド「オライオン」
2020年に登場したシリーズ、オライオン。
打撃系のモデルからリリースされ、上質素材を使った強さ、軽さ、高感度が特徴的。
一本でルアーの守備範囲が広く、軽いものでもよく曲がりキャストしやすく、曲がってからの反発が強いため、カバーで掛けたバスも引き出しやすい特徴や、重たいルアーをロッドの反発で軽くキャストできるのも強みのシリーズです。
高価格帯のおすすめロッド「フェイズ」
フェイズは、バス釣りで必要な動作全てを、バランスよく高い精度で行えることをテーマにしたシリーズ。
また、ルアーの重みを乗せてあらゆるキャストがしやすく、正確なキャストもきまりやすい強みもあります。
操作性の高いロッドバランスもしっかりセッティングされ、感度も備えたシリーズです。
バスロッドを取り扱うメーカーの特徴

バスロッドを取り扱うメーカーは多数あり、メーカーによっても得意としている釣りのスタイルや取り扱いシリーズの価格帯も様々です。
具体的には下記のようなメーカーがあります。
- バスプロがプロデュースするメーカー
- バスロッドだけでなく、ソルト向けロッドなども広く展開するメーカー
- ルアーをメインに展開し、バスロッドも少しだけ取り扱っているメーカー
- 他のメーカーと共同開発したシリーズも展開するメーカー
- モンスターバスをターゲットにしたロッドを開発するメーカー
- 繊細な釣りを想定したシリーズが多いメーカー
- 低価格で初心者〜中級者向けのシリーズをメインとしたメーカー
- 中〜上級者向けの高価格帯のロッドをメインとしたメーカー
おすすめのバスロッドメーカーの選び方

どのロッドメーカーを選べばいいのか?初めての一本や本格的にバス釣りをするタイミングで、必ず悩む課題でもあります。
友人に勧められて決めたり、釣具店でのおすすめロッドメーカーや好きなバスプロの影響でメーカーを決めたという方も多いかと思います。
バスロッドを選ぶ上で、メーカーの決め方は様々ですが、メーカーの決め方としては下記がおすすめです。
- 憧れのバスプロに合わせる
- フィールドで流行っているメーカーを選ぶ
- フィールドの特徴とマッチするメーカーを選ぶ
- マスターしたい釣り方を得意とするメーカーを選ぶ
- マスターしたい釣り方を得意とするバスプロが使うメーカーを選ぶ
- いつも行くフィールドを得意とするバスプロの使用メーカーを選ぶ
- 低価格で品質の良いメーカーを選ぶ
- 最も流行りのメーカーを選ぶ
- 最も技術力のあるメーカーを選ぶ
- ショッピングサイトで評価の高いメーカーを選ぶ
- 品質を備え、デザインが好きなメーカーを選ぶ
- バス釣り仲間が使っているメーカーを選ぶ
- 一本一本違うメーカーのロッドを用意し、最終的にスタイルにあったロッドメーカーに絞る
釣れない時間も楽しめるようなロッドを手にしたい

バス釣りはもちろん、ほとんどの釣りに共通して言えることかもしれませんが、魚が釣れるまでの時間はとても長く、釣りの9割は待ちの時間とも言えるかもしれません。
特に初心者の頃は「釣れるまでの時間を如何に楽しめるか」が、長くバス釣りを楽しんで行く上ではもちろん、バス釣りの深い魅力に気付くまでに重要なことなのかもしれません。
長い待ちの時間を少しでも楽しめるか?に関わってくる大きな要素は、使っていて、持っていて心が動く道具かどうかだと思います。
ぜひバスロッドも、待ちの時間を楽しむことに繋がる一本を探してみましょう。