飛距離が出る遠投性能を備えたベイトリールを23年〜21年モデルより厳選。シマノの23アンタレスDCMDや21アンタレスDC、ダイワ23年注目の電子制御ブレーキ搭載のロングキャストが得意なモデルなど。1番使ってみたいベイトリールを探してみましょう!
目次
1.「近〜遠距離まで高精度キャスト」ダイワ スティーズ A II TW
- 想定購入価格:5万円前後
- ギア比:6.3、7.1、8.5
- 標準巻糸量 ナイロン:14lb-100m、16lb-90m
- ソルト対応
ハイパワー&シルキーで巻き感度の良さが魅力の、2022.12リリース スティーズ A II TW。
遠距離だけでなく近距離でも正確なキャストが決まりやすいのも◎
スプール重量を下げることでスプールの立ち上がりが向上し、より釣果に繋がる高精度のキャスティングに貢献。
ルアーの飛びに関しては遠投中にブレーキが切り替わる飛距離重視のMAG-Z BOOST採用で、ヘビキャロなどの釣りにも適したよく飛ぶ設計になっています。
2.「電子制御ブレーキ搭載」ダイワ IM Z LIMITBREAKER TW HD-C
- 想定購入価格:11万円前後
- ギア比:8.4
- 標準巻糸量 ナイロン:16lb-125m、20lb-100m
- ソルト対応
電子制御システムを搭載した2023年発売のIM Z リミットブレイカー TW HD-C。
中〜重量級ルアーを使ったロングディスタンスゲームが得意なモデルで、この機種の最大の特徴でもあるスマホとの連動でキャストデータを残せる特徴も◎
飛距離の最長記録を更新した際には電子音が鳴る機能や、LEDや起動音といった使っていて気分の高まる先進的なベイトリールです。
3.「5年振りにモデルチェンジ」シマノ アンタレス DC MD
- 想定購入価格:7.6万円前後
- ギア比:7.4、7.8
- 糸巻量ナイロン:14lb-145m、16lb-120m
- ソルト対応
飛距離の出る機種として1番代表的な機種でもあるシマノのアンタレス。
18アンタレスDCMDから5年振りにモデルチェンジしたのが、2023年発売のアンタレス DC MD。
再設計された新しい4×8 DC MD TUNEを採用し低慣性MGLスプールⅢとの組み合わせで、より遠くまで抜けるような飛びと、小さな力でもよく飛ばせる特徴も◎
滑らかな巻き心地で20lb×100mの十分なラインキャパも魅力です。
4.「手頃で贅沢スペック」シマノ 23 SLX DC
- 想定購入価格:2.2万円前後
- ギア比:6.3、7.2、8.2
- 糸巻量ナイロン:14lb-90m、16lb-80m
- ソルト対応
手に取りやすい価格ながらDCを搭載したよく飛ぶ設計の、シマノ 23 SLX DC。
スプールには低慣性マグナムライトスプールⅢを採用した贅沢なスペックが◎
軽量ルアーからビッグベイトまでセットしやすいブレーキ設定や、ギアやHAGANEボディなど剛性面も安心のモデルです。
5.「パワーゲームを中心に対応」ダイワ 22 ジリオンTW HD
- 想定購入価格:4.2万円前後
- ギア比:7.1、8.1
- 標準巻糸量ナイロン・フロロ:16lb-100m、20lb-80m
- ソルト対応
より飛距離を出せるMAG-Z BOOSTスプール搭載で、パワーゲームを中心に活躍する 22 ジリオンTW HD。
強く滑らかなリーリングができるHYPERDRIVE DIGIGEAR採用で、操作性の高いコンパクト設計で高いボディ剛性を備えたHYPER ARMED HOUSINGも◎
16lb-100mの十分なラインキャパも嬉しいポイントです。
6.「淡水&ソルトシーンで活躍」シマノ 21スコーピオンDC
- 想定購入価格:2.8万円前後
- ギア比:6.2、7.4、8.5
- ナイロン糸巻量:14lb-110m、16lb-100m
- ソルト対応
21年モデルとしてリリースされたフリースタイルDCモデル、21スコーピオンDC。
バス釣りからシーバス、ライトジギング、ロックフィッシュ他、ソルトシーンへの対応力もアップしたモデル。
十分なラインキャパを備え、立ち上がりが軽く伸びやかなキャストや近距離のピンポイントキャストも決まりやすい第二世代マグナムライトスプール搭載。
DCとの相乗効果で高い飛距離性能を備え、対バックラッシュ性能も魅力の優秀モデルです。
7.「中、重量級の遠投に」ダイワ 21スティーズ A TW HLC
- 想定購入価格:5.2万円前後
- ギア比:6.3、7.1
- ナイロン糸巻量:16lb-100m、20lb-80m
- ソルト対応
中〜重量級ルアーの遠投性能を重視した設計のMAG-Zブースト採用で、伸びのあるロングキャストが可能な、21スティーズ A TW HLC。
初期性能を長くキープしてくれるハイパードライブデザインや滑らかで強いリーリングが魅力のハイパーデジギアなど、充実したダイワ技術が◎
1日通してロングキャストを繰り返す釣りなど、扱いやすいコンパクト設計も魅力のモデルです。
8.「より遠くへのアプローチに」シマノ 21アンタレスDC
- 想定購入価格:6.5万円前後
- ギア比:5.6、7.4、7.8
- ナイロン糸巻量:14lb-110m、16lb-100m
- ソルト対応
飛距離ランキングトップに入ってくる遠投性能が魅力のアンタレスDC。
4×8DCブレーキとMGLスプールⅢにより、更に飛距離性能に磨きが掛かった、21アンタレスDC。
回転ブレを抑え静かなスプール回転が特徴のテクノロジーを搭載し、巻物ルアーの釣りに集中しやすい滑らかな巻き上げや、ルアーの動きを把握しやすい強みも魅力のモデルです。
飛距離を稼げる機種のスペック例
- ブレーキ性能がいい
- スプールの立ち上がりがいい
- 伸びのあるキャストが可能
- ノイズが少ない
- 軽さを備えたスプール
- ベアリングの性能がいい
- DCを搭載している(※シマノ)
- TWS(Tウイングシステム)を搭載している(※ダイワ)
遠投性能が活躍するシーン
- 巻物ルアーを使うとき
- オカッパリで釣りをするとき
- 対岸を狙ったキャスト
- ボトムの釣りをするとき
- ディープクランクなどトレースしたいレンジにしっかりと届かせたいとき
- 琵琶湖などの大規模フィールドや中規模フィールド
- 初めてのポイントをファーストムービングルアーで広く探る時
- ハイプレッシャーフィールドなど他の陸っぱりアングラーより遠くを探りたいとき
- ハイプレッシャーフィールドなど遠投してバスに気配を感じさせたくない時
遠投性能の高いベイトリールで可能性が広がる
理想的な機種は見つかりましたか?
今回は遠投が得意な8機種と、遠投性能を備えた機種の特徴や活躍するシーンをご紹介しました。
陸っぱりで入り込んで行けないポイントや、遠くから見ているだけで今まで気になっていた立木周りのポイント。あと少し飛距離が出ることで自分の気配を感じさせず、口を使わせる機会が作れた50アップや60アップ。
初めてのフィールドやポイントでより広範囲に巻き物ルアーでリサーチできる魅力・・
単純にルアーを遠くまで飛ばせる楽しさもそうですが、飛距離の出るベイトリールにはたくさんの魅力があります。