ハイギアのベイトリールに関して、特徴や適したルアーとスタイル、おすすめのハイギア機種を5選ご紹介します。回収スピードの速さがどのようなシーンで役立つかを中心に、まずは具体的なハイギア機種の強みを把握してみましょう。

ベイトリール/ハイギア機種の特徴

バス釣りで使用するベイトリールでは、ギア比7台以上をハイギアと呼ばれることが一般的で、ギア比8台以上をエクストラハイギアとして分類される事が多くあります。
メーカーによっても変わりますが、表記としてはハイギアはHやHG、エクストラハイギアはXHやXGと表記される事が多いです。

ハイギア機種に適したルアーやスタイル

ハイギアのベイトリールは、好みにもよりますが、下記のようなルアーやスタイルで使いやすくなります。

まずは、ラバージグやリグ系でカバーを狙った釣りがあります。
ピンポイントのカバーで反応が無かった際に、ハイギア機種はすぐに回収ができ、展開の早い釣りができます。
また、リグを遠投した際も目的のポイントで反応が無かった場合や、リグの状態を確認する際など、回収が早いハイギアモデルが有効です。

他には、シャッドや操作系のトップなど、ロッドワークでのルアー操作が必要なハードベイトでもハイギア機種が使いやすくなります。
ルアー操作後のラインスラッグをすぐに回収できる為、フッキングまでの動作もスムーズです。

他には、巻物ルアーでスピーディーに広範囲を探っていく際にもハイギア機種が活躍します。
巻物ルアーはローギアが理想的といった意見も多いですが、抵抗が強すぎない巻物ルアーであれば、効率よくサーチベイトとしての役割を果たしてくれます。

ハイギアのベイトリールは回収スピードだけでなく、感度が高いのも強みの1つです。
この強みを巻き抵抗が少なく、ルアーの動きを把握しづらい巻物ルアーで活かすこともできます。

【ハイギア】おすすめベイトリール5選

出典:shimano

ここからはハイギアのベイトリールの中でも特におすすめの機種を5機種ご紹介します。
先進技術が充実した2021年モデルを中心にピックアップしました。
用途にマッチした1機種を探してみましょう。

1.シマノ 21スコーピオンDC

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余裕のあるラインキャパで、バス釣りだけでなくソルトシーンへの対応もしやすくなったフリースタイルDC機種、21スコーピオンDC。
軽い第二世代マグナムライトスプールを搭載し、DCとの相乗効果で遠投性能が更に向上。
また、近距離を狙った釣りでも軽い力でよくルアーが飛び、キャスト性能が◎
スピーディーな巻物でのリサーチや打ち物ルアーに、ハイギア(HG=ギア比7.4)やエクストラハイギア(XG=ギア比8.5)がおすすめです。

2.ダイワ 21アルファス SV TW

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軽量ルアーから幅広いウェイトのルアーを扱える、21アルファスSVTW。
HYPERDRIVEデザインによる操作性の高いコンパクト設計や軽さ、しっかり剛性を備えているのも◎
ピッチングなどの低弾道キャストでカバーを狙った釣りに使いやすく、軽量ルアーから広い範囲のルアーで近距離から中距離を中心とした釣りに、ハイギア(H=ギア比7.1)やエクストラハイギア(XH=8.1)がおすすめ。

3.ダイワ 21ジリオン SV TW

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2段階可変式インダクトローターが特徴的なSV BOOST搭載で、フルキャストでは最も高回転のポイントのみ2段階のインダクトローターが作動。後半により伸びるロングキャストが可能で、近距離のピッチングなど低回転時にはインダクトローターがオフの状態になり、キャストが決まりやすくなる構造。
タフでパワーゲームに対応できる機種でありながら、自重175gでコンパクトという強みも◎

バーサタイルに使用しやすいハイギア(H=ギア比7.1)や、展開の早いカバーでの釣りや広範囲に巻き抵抗が強すぎないハードルアーで探る場合など、エクストラハイギア(XH=ギア比8.5)もおすすめです。

また、瞬発力を活かしたビッグベイトの釣りにエクストラハイギアを選ぶのもおすすめ。

4.シマノ 21カルカッタコンクエスト 100HG

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軽いリーリングやシルキーな巻き心地など、さらに巻物向けリールにブラッシュアップされた、21カルカッタコンクエスト。

巻物ルアーを使用中の違和感をより鮮明に把握しやすく、丸型リールながらパーミングしやすいデザインも◎
小さい入力でより遠くまで飛ぶマグナムライトスプール3搭載や、S3Dスプールとの相乗効果でロングキャストだけでなく、近距離の低弾道での正確なカバー撃ちも得意に。

ロングキャストから巻物ルアーを使ったテンポの早いカバー撃ちに、程よいハイギアモデル、100HG ギア比7.4がおすすめです。

5.ダイワ 21スティーズ リミテッド SV TW

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BOOST機構を搭載し更に進化した、21スティーズ リミテッド。
低回転時と高回転時で最適なブレーキ力に切り替わるインダクトローターにより、フルキャストでの後半の伸びが向上し、近距離と遠距離とで、最適なブレーキ力で使用できるのが◎
軽量ルアーから重量級ルアーまで広く扱え、操作性の高いコンパクトで軽いボディも魅力です。
ハイギアモデルは、程よいハイギアのバーサタイルに使用できる(H=ギア比7.1)がおすすめ。

ハイギアの強みを体感しよう!

いかがでしたか?
今回は、ハイギアのベイトリールをテーマに、特徴や適したルアーとスタイル、おすすめの5機種をご紹介しました。
ギア比に関しては好みや長く使っていた機種によっても左右されるテーマですが、ハイギア機種を実際に使ってみることで強みが分かり、釣りのアプローチにも幅が生まれてくるかと思います。