ベイトリールのギア比についてや、違い、得意ルアー、後半には17のギア比別おすすめベイト機種をご紹介します。ローギア、ノーマルギア、ハイギアと、それぞれのギア比が得意とするルアーや釣りのスタイルは違います。理想的なギア比を明確にし、必要なベイトリールを考えてみましょう。

ベイトリールのギア比とは?

ギア比とは、ハンドル1回転の巻き取りに対して、何回スプールが回転するか?の回数のことで、ベイトリールのスペック表に6.3:1や6.3といったように記載されます。
ギア比が低いとハンドル1回転に対して、スプールが回転する回数が少ないため、ラインの巻き取り量が少なく、ルアーもゆっくり動きます。

ギア比が高いとハンドル1回転に対して、スプールが回転する回数が多いため、ラインの巻き取り量が多く、ルアーも早く動きます。

ベイトリールのギア比は大きく分けて3つ

ベイトリールのギア比には、ローギア、ノーマルギア、ハイギアと三つに分けられます。
バス釣り向けのベイトリールとしてローギアにあたるベイトリールには、目安としてギア比4台〜5台が一般的です。

続いてノーマルギアにあたるのが、ギア比6台。
ハイギアモデルが毎年多くリリースされる現在では、ギア比6台がノーマルギアとして一般的です。
メーカーによってはギア比6台でもハイギアやローギアとして扱われることもあります。

続いてハイギアにあたるのはギア比7台以上のベイトリールです。
更にここ数年間で超ハイギアと言えるギア比9や10台のバス釣り向けベイトリールも登場してきています。

それぞれのギア比が活躍するシーン

ローギア、ノーマルギア、ハイギアの各ギア比がどういったシーンやルアーで活躍するのか?具体的に見てみましょう。

ローギアが活躍するシーン

まずは、ローギアにあたる4台〜5台が活躍するシーンについて考えてみましょう。
ローギアのベイトリールは、引き抵抗の強いディープクランクや重みのあるビッグベイトなどを、引き抵抗を少なくし、軽い巻き取りができるメリットがあります。
また、ローギアにはブレの少ない安定した巻き取りができるメリットや、一定層を引いてくるレンジキープ、細かなレンジコントロールのしやすさもあります。

他にも、ウィードやレイダウンなど、障害物にルアーが突っ込みすぎて根掛かりするといったことも減らせるなど、巻物ルアーで使いやすくなります。

ノーマルギアが活躍するシーン

続いて、ギア比6台のノーマルギアが活躍するシーンについては、巻物ルアーと打ち物ルアーであるジグやリグ系の釣りをバランスよくこなす場合に有効です。

その為、バーサタイルモデルが好まれる入門向けのベイトリールなどは、ギア比6台のノーマルギアが採用されていることが多くなります。

ハイギアが活躍するシーン

ハイギアの機種が活躍するシーンとしては、リグやジグなどの打ち物ルアーを使う場面です。
近距離のカバーをスピーディーにラバージグで撃っていくような釣りや、ロングキャストしてウィードをテキサスリグなどで探り、見切ってのスピーディーなルアー回収など、打ち物ルアーでハイギアが活躍する場面が多くなります。

また、カバーに潜ろうとするバスをハイギアのメリットを活かしてすぐにカバーからバスを浮かせたり、引き剥がしたり。
ジャークやトップなどのロッドアクションが必要な操作系のハードルアーやリグにロッドアクションを加えラインスラッグを回収する場面でもハイギアが有効です。

【ギア比別】ベイトリールおすすめ17選

出典:shimano

ここからは、ローギアから超ハイギアまで、ギア比別のおすすめベイトリールを17機種ご紹介します。
比較的新しい機種を中心に巻物が得意な機種やカバー撃ち、遠投など、イメージにあった機種を探してみましょう。

【ギア比4台〜5台】ローギア機種のおすすめ3選

1.アブガルシア レボ5 X「手頃で操作性が◎」
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  • ギア比:5.4

握りやすいエルゴノミックデザインの操作性の高い、2023年発売 レボ5 X。
MAGTRAXブレーキ採用により、空気抵抗の大きいルアーのライントラブルを軽減でき、リグなどを使ったピンポイントキャストも得意。
軽量で強度のあるC6カーボンフレームを採用し、遠投が多いような巻き物ルアーなどでも嬉しい16lb-100mの十分なラインキャパもgood。

2.シマノ カルカッタコンクエスト DC 200 or 201「飛距離、中〜重量級巻物」
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  • 想定購入価格:5.5万円前後
  • ギア比:4.8

巻物ルアーに人気の高いカルカッタコンクエストDC。
中でも、中〜重量級巻物ルアーが得意なギア比4.8の200番は、シリーズでも最もローギアのモデル。
高剛性ボディやマイクロモジュールギアにより、ノイズの少ない巻き心地や安定した巻き取りができる巻物ルアーに理想的なスペックが◎
DCならではの飛距離や風のある日にも強いブレーキ性能も嬉しいモデルです。

3.シマノ 21カルカッタコンクエスト 200 or 201「中〜重量級巻物に」
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  • 想定購入価格:5万円前後
  • ギア比:4.8

巻物ルアーが得意なシリーズ、カルカッタコンクエストより2021年モデルが登場。
中でも中〜重量級巻物ルアーが得意な200番は、ギア比4.8のローギアモデル。
更にパーミング性がアップし握りやすい形状が◎
シリーズならではの剛性や安定感、滑らかな巻き心地やよりルアーの動きに集中できる巻き感度もgood。
遠投性能もしっかり備え、低弾道でのカバー撃ちもしやすい優秀モデルです。

【ギア比6台】ノーマルギア機種のおすすめ5選

出典:daiwa

1.シマノ 23SLX DC「遠投性能&近距離も得意」
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  • 想定購入価格:2.1万円前後
  • ギア比:6.3

手の届く価格帯でシマノならではのDCを搭載した、2023年発売 SLX DC。中でもノーマルギアにあたるのが、ギア比6.3のモデル。

23年モデルは上位モデルを中心に採用されている低慣性マグナムライトスプールⅢを搭載し、スプールとの相性を高めるために電子制御ブレーキシステムも更新。
高い遠投性能や対バックラッシュ性能を備え、近距離のカバーを狙った低弾道キャストも得意なモデルです。
軽量から重量級ルアーまでのブレーキ設定がしやすいのも◎

2.アブガルシア レボ5 SX「握りやすくパワー面も◎」
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  • 想定購入価格:2万円前後
  • ギア比:6.7

巻き物ルアーや撃ち物ルアー、ビックベイトなどのパワーの必要な釣りにも対応できる、2023年モデル レボ5 SX。
魚とのファイトで有利なパーミングしやすいエルゴノミックデザインを採用し、パワーがあり耐久性を備えたフレームやドラグも◎
IVCB6ブレーキシステム搭載で追い風や向かい風など、状況に合わせた外部ダイヤルでの調整がしやすいのも強みです。

3.ダイワ 21 PR100「初めてのベイトリールに」
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  • 想定購入価格:5千円前後
  • ギア比:6.3

初めてのベイトリールとしておすすめなのが、2021年発売のPR100。
ギア比6.3で、様々なルアーにバランスよく対応できるギア比が◎
基本性能を備え、回転性能が良いアルミスプール搭載や軽くて扱いやすいコンパクトボディもgood。
バス釣りだけでなくソルトシーンでも活躍してくれます。

4.ダイワ 20タトゥーラ SVTW 103H「広い守備範囲、操作性」
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  • 想定購入価格:2万円前後
  • ギア比:6.3

軽量ルアーから重量級ルアーまで広く対応できる、20タトゥーラSVTW。
中でもノーマルギアにあたるのが、ギア比6.3の103H。
対バックラッシュ性能やスキッピングもしやすく、コンパクトで操作性の高さも◎
飛距離性能も備え、1台で幅広く対応できる万能機種です。

5.ダイワ 21スティーズリミテッドSVTW「キャスト精度、バーサタイル性能」
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  • 想定購入価格:7万円前後
  • ギア比:6.3

近距離から遠距離の精度の高いキャストが得意な、21スティーズリミテッドSVTW。
小さなスイングでもよく飛ぶため、キャスティングしづらいオカッパリの狭い場所などでも有効。
軽量ルアーから重量級ルアーに対応できる為、バーサタイル性能が高い優秀モデルです。

【ギア比7台〜8台】ハイギア機種のおすすめ6選

出典:purefishing

1.シマノ 23アンタレス DC MD「中重量級ルアーを遠くへ」
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  • 想定購入価格:7.6万円前後
  • ギア比:7.4、7.8

低慣性MGLスプールⅢや新しい4×8DC MD TUNEにより、ライントラブルを減らしながらより遠くまでアプローチ可能になった、2023年 New アンタレス DC MD。
軽い力でも飛距離を稼ぐことが可能で、シルキーな巻き心地や安定した巻き上げも◎
20lb×100mの十分なラインキャパを備え、中重量級ルアーの釣りに理想的です。

2.シマノ 23メタニウム 100番「太めのラインもしっかり巻ける」
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  • 想定購入価格:3.7万円前後
  • ギア比:7.1、8.1

14lb-100mとラインキャパがアップして2023年に追加モデルとして登場した、23メタニウム 100番。
コンパクトで軽く、この機種の魅力でもある操作性の高さが◎
汎用性の高いギア比7.1と、見切らせない巻きの釣りや撃ち物ルアーなどで活躍するギア比8.1がラインナップされています。
コアソリッドボディの剛性面も◎

3.ダイワ 21アルファスSVTW「高い操作性、軽量ルアーから対応」
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  • 想定購入価格:2.6万円前後
  • ギア比:7.1、8.1

軽量ルアーから幅広いルアーウェイトに対応できる、21アルファスSVTW。
コンパクトなボディ設計で軽さもあり、低弾道キャストも得意なため、近距離〜中距離の展開が得意。
操作性を活かしたルアー操作でのテクニカルな釣りなどで、特に活躍してくれます。

4.ダイワ 20タトゥーラ SVTW(SH or XH)「守備範囲、操作性」
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  • 想定購入価格:2万円前後
  • ギア比:7.1、8.1

コンパクトボディで扱いやすい、20タトゥーラ SVTW。
中でもハイギアモデルは、103SH(7.1)と103XH(8.1)。
軽量ルアーから中量級ルアーが得意で、重量級までカバーできる守備範囲が◎
展開の早いカバー撃ちや、伸びのあるピッチング、バックハンドなどが可能。
遠投性能のTWSや軽い力でよく飛ぶエアブレーキシステムなど、遠くのポイントを狙った点の釣りでも活躍してくれます。

5.アブガルシア レボ ディーズ8「2つのスプールでベイトフィネスも可能」
  • 想定購入価格:3.9万円前後
  • ギア比:8.0

本体スプールとスペアのシャロースプールにより、ベイトフィネスの釣りからビッグベイトなどの重量級ルアーまで対応できる、レボ ディーズ8。
ギア比は8.0のハイギアで、上質なボールベアリングにより、近距離の低弾道キャストから遠投性能を活かしたロングキャストも可能。
操作系ハードルアーやリグの釣りなど、幅広く使える万能機種です。

6.ダイワ スティーズ CTSVTW 700(SH or XH)「展開の早いカバー撃ちに」
  • 想定購入価格:5.8万円前後
  • ギア比:7.1、8.1

軽量でコンパクトボディ採用により展開の早いカバー撃ちに適した、スティーズ CTSVTW 700のハイギアモデル(SH:7.1、XH:8.1)。
スラック回収が必要な軽めのハードベイトやリグ系の釣りも得意。
また剛性を備えているため、PEラインを使ったフロッグのスキッピングを多用するような釣りにも使いやすくなっています。

【ギア比9台〜10台】超ハイギア機種のおすすめ3選

出典:daiwa

1.アブガルシア レボ5 SX-ロケット「エルゴノミックデザイン採用」
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  • 想定購入価格:2.1万円前後
  • ギア比:9.0

スピーディーなルアー回収や見切られにくいリトリーブなど、ギア比9.0のハイギアを採用した、2023年発売 レボ5 SX-ロケット。
キャスト時などの操作性やファイト時の安定した巻き上げにプラスになる握りこみやすいエルゴノミックデザインも◎
16lb-115mの余裕のあるラインキャパを備え、スプールとの相性の良さやブレーキ設定が簡単な、IVCB6の遠心ブレーキシステムも魅力です。

2.ダイワ 20ジリオン 10.0 SV TW「カバー撃ち&遠距離に◎」
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  • 想定購入価格:3.8万円前後
  • ギア比:10.0

ギア比10.0の20ジリオンSVTW。
近距離のジグやフロッグなどのカバー撃ちや、リグなどの点で誘う釣りで、スローな誘いから即回収といった使い方でも活躍してくれます。
また、スプールやエアブレーキシステム、TWSにより遠投性能も魅力で、ロングキャストで狙う沖のウィードでのリグの釣りなどでも重宝します。

3.アブガルシア REVO BLACK10「高剛性、軽量ルアーへの対応力アップ」
  • 想定購入価格:3.5万円前後
  • ギア比:10.1

シリーズならではの剛性を備えた、REVO BLACK10 ギア比10.1。
バイブレーションやミノーの早巻き、フロッグなどのトップの釣りやテキサスなどのリグ系の釣りで有利。
また、軽量ルアーへの対応力がアップし、ライトテキサスなどの釣りにも◎

スラック回収を素早くしてからのフッキングや巻き合わせ、ヘビーカバーに潜られる前にバスを浮かせる操作のしやすさも特徴。
フッキングの際に掴みやすく、力も入れやすいダブルフィンガーノブも特徴的な逸品です。

より釣れる状態で使えるギア比を選ぼう

ギア比を考えベイトリールを選ぶことで、好みのルアーやフィールドにマッチしたルアーを、より釣れる状態で使うことができます。
また、様々なギア比を使うことで好みのギア比など、こだわりも出てくると思います。
まずは1機種で、使いやすいルアーや得意なシチュエーションをフィールドで試して見つけてみましょう。