ベイトフィネスリールの特徴やスタイルにあった選び方、おすすめの13機種をご紹介します。1万円台〜6万円台の20年や19年の最新モデルや1g台の超軽量ルアーに対応したモデル。一般的なルアーにも使えるモデルなど、様々なタイプよりスタイルや使用ルアーにあった1機種を探してみましょう。
目次
ベイトフィネスリールの強み

出典:daiwa
スピニングリールで扱うような軽量ルアーをベイトタックルで快適に使えるベイトフィネスリール。
ベイトフィネスリールを使用することで、スピニングタックルでは狙いにくいカバー奥などにベイトリールならではのキャスト精度の高さでルアーを送り込めたり、根掛りやバスがカバーに潜ってしまうことが多いヘビーカバーなどで、太いラインで軽量ルアーを使えるといった強みがあります。
また、ベイトリールならではの手返しの良さにより、展開の早いスピーディーな釣りか可能になります。
ベイトフィネスリールの特徴

出典:daiwa
ベイトフィネスリールの特徴としては、最も特徴的なのがスプール。
浅溝スプールで肉抜きされ軽量化された薄いスプールが一般的です。
糸巻き量も少なく、スプールの重みが軽くなることで軽量ルアーもより快適にキャストすることができます。
また、ボディも軽量の機種が多く、高感度で手返しの良い機種が多くリリースされています。
中には意図的に自重を軽くせず、剛性や安定感ある巻き、遠投のしやすさなどを重視したコンセプトの機種もあります。
スタイルに合わせた機種を選ぼう

カバー撃ちなど、近距離をリグ系や小型プラグで狙う釣りには、扱いやすいボディ形状で、低弾道キャストがきまりやすい機種を。
巻物には、小型のシャッドやミノー、クランクなど、飛距離が稼げて、安定したリトリーブや向かい風でもキャストしやすいブレーキ性能が高い機種を。
どちらもバランスよくこなす場合は、どちらの要素も備えた機種を意識して探してみましょう。
使用ルアーを考えよう

ハードルアーがメインか?それともリグなどのソフトルアーがメインか?
両方バランスよく対応させる場合は、一般的なベイトフィネスリールを。
リグなどのソフトルアーがメインであれば、1〜2gなどの超軽量ルアーも快適に扱える機種も検討してみましょう。
また、1台で一般的なルアーも対応させる場合は、近年の技術革新により、重量級ルアーからベイトフィネスにも対応できる機種などもリリースされています。
ベイトフィネスリールおすすめ13選
ここからは、おすすめのベイトフィネスリールをご紹介します。
低価格帯に入る1万円台前半〜2万円台の機種を5機種。
ワンランク上の3万円台〜6万円台の機種を8機種ご紹介しました。
2020年や2019年モデルの新しい機種や、1g台もこなせる超軽量ルアーも得意な機種。一台でベイトフィネスから重量級ルアーにも使える特殊な機種までピックアップしました。
【低価格帯】おすすめベイトフィネスリール5機
1.ロキサーニ BF8「フィネス機の中でも低価格でコスパ高」
- 想定購入価格:約1.5万円前後
- ギア比:8.0
ベイトフィネス機種の中でも、低価格で手に入るロキサーニBF8。
超軽量で強さも安心のφ33mmBFスプールを搭載し、向かい風でも軽量のルアーを飛ばしやすいマグネットブレーキ搭載。
ノーシンカーや小型シャッド、ミノーなどのキャストが得意で、扱い易い軽量185gやパーミング性能の高さも特徴のモデルです。
2.レボ LT7「軽量&コンパクトボディ」
- 想定購入価格:約1.9万円前後
- ギア比:7.1
上位モデルに迫るキャスタビリティや扱いやすいコンパクトなボディで、軽量で剛性も備えたアルミニウム製フレーム採用。
また、ロッドやキャストの特徴、空気抵抗のあるルアーなど、細かく合わせて微調整ができるマグネットブレーキも強み。
低価格ながら、ソルトやトラウトにも対応できる優秀モデルです。
3.20タトゥーラ SV TW「広い守備範囲」
- 想定購入価格:約2万円前後
- ギア比:6.3、7.1、8.1
ダイワの低価格帯機種の中でも、人気で信頼の厚いタトゥーラシリーズ。
2020年モデルのタトゥーラSVTWは、軽量のφ32mmスプールで、スキッピングや低弾道のキャストか可能に。
また、フィネスからビッグベイトまでをカバーできる広い守備範囲も特徴。
4インチのネコリグや小型ハードルアーもこなせ、一台でベイトフィネスにも対応させたい場合に検討したいモデルです。
4.アルファス CT SV「フィネスから重量級ルアーをカバー」
- 想定購入価格:約2.5万円前後
- ギア比:6.3、7.2
2019年に登場したCT(コンパクト&タフ)搭載の、アルファス CT SV。
扱い易いコンパクトボディや剛性、30φCTSVスプールを採用し、フィネスから重量級ルアーを一台でカバーできるのが特徴。
ベイトフィネスとしてだけでなく、一台で広く使いたい場合にも重宝する逸品です。
5.スコーピオン BFS「信頼の厚いスコーピオン」
- 想定購入価格:約2.7万円前後
- ギア比:6.3、8.2
シマノのバス用ベイトリールの中でも歴史があり、信頼も厚いスコーピオンのベイトフィネスモデル。
フィネスチューンブレーキシステムを搭載した低弾道のキャストがしやすい仕様が◎
また、ソルトにも対応し、手の届き易い価格も魅力です。
【ワンランク上の】おすすめベイトフィネスリール8機
1.レボ LTX-BF8「超軽量&魅力のブレーキシステム」
- 想定購入価格:約3.2万円前後
- ギア比:8.0
超軽量129gボディの、レボ LTX-BF8。
好みに合わせてマグネット数を増やせるブレーキシステムや、回収の早い効率的な釣りができる、8.0のハイギア設計。
軽量&強度が高いマグネシウムフレームやφ32mm軽量スプールなど、贅沢な技術を詰め込んだモデルです。
2.20アルファス AIR TW「1g台のルアーもこなす」
- 想定購入価格:約3.3万円前後
- ギア比:8.6
2020年5月発売のNewアルファスAIR TW。
小口径のφ28mmG1ジュラルミン製AIRスプールにより、1g台のルアーも対応できるように。
またデカバスにも安心できるアルミハウジングボディの剛性も◎
スタイリッシュなフォルムも魅力で、バス釣りだけでなく、トラウトやソルトにも対応できるのも特徴的な機種です。
3.アルデバラン BFS XG「精度の高いピッチングが可能」
- 想定購入価格:約3.5万円前後
- ギア比:8.0
シマノの中価格帯のベイトリールの中でも人気のアルデバランシリーズ。
クールで個性的なデザインの機種で、自重は130gと超軽量。
BFS XGは、精度の高いピッチングが強みで、ハイギア設計でルアー回収も早く、テンポの良い撃つベイトフィネスで特に重宝する逸品です。
4.レボ ディーズ8「二つのスプールで広い守備範囲」
想定購入価格:3.9万円前後
ギア比:8.0
14Lb/100mの本体スプールに合わせて、8Lb/100mのシャロースプールが付属した2020年モデル、レボ ディーズ8。
青木大介プロデュースで、二つのスプールでベイトフィネス〜ビッグベイトまで対応。
軽量ルアーをフルキャストできるスペックで、展開の早い釣りにも対応しやすいパーミング性能の高いボディ形状で、137gの軽量ボディも強みの機種です。
5.SS エアー「スティーズとT3エアーの良いところを継承」
- 想定購入価格:約4万円前後
- ギア比:8.1
スティーズとT3エアーの良いところを合わせたような特徴を持つSS エアー。
145gの軽量ボディで、軽くて強度があるG1ジュラルミン製AIRスプールなど、搭載スペックが充実。
また、1円玉クラスもキャストできる魅力や、軽量ルアーに合わせてより細かく調節できる20段階のマグダイヤルも◎
6.カルカッタコンクエストBFS HG「巻物が得意、魅力のブレーキシステム」
- 想定購入価格:約4.7万円前後
- ギア比:6.8
ベイトフィネス機としては珍しい丸型のカルカッタコンクエスト BFS。
シリーズならではの巻物が得意のモデルで、フィネスモデルも滑らかな巻き心地や安定感のあるリトリーブが魅力。
また、フィネスチューンブレーキシステム搭載で、キャストフィールと飛距離も強み。
微調整できるブレーキ設定で、ルアーに合わせた飛ぶ限界までの調整がしやすく、低弾道で小型プラグをカバーへキャストするような場面でも、精度の高いキャストがしやすくなっています。
7.スティーズ CT SV TW「フィネス〜ビッグベイトに広く対応」
- 想定購入価格:約5.5万円前後
- ギア比:6.3、8.1
ビッグベイトやPEを巻いたフロッグなどの釣りだけでなく、軽量リグやハードルアーのフィネスまで幅広くカバーできる強みを持つ、2019年新登場のスティーズ CT SV TW。
強くて軽く、立ち上がりのいい超小口径30φmmのG1ジュラルミンスプールを搭載し、扱い易いコンパクトな形状になっています。
8.スティーズAIR TW「超軽量ルアーを快適にこなす」
- 想定購入価格:約6.7万円前後
- ギア比:6.8、9.1
2020年モデルの、スティーズAIR TW。
超小口径φ28mmのG1ジュラルミン製AIRスプールにより、これまでの機種よりより軽いルアーを快適にこなせるように進化。
1gの超軽量ルアーにも対応し、5~6lbのより細いラインを使った難易度の高いフィールド攻略にも力を発揮してくれます。
エアメタルハウジングによって、剛性を備えた軽量ボディも特徴的です。
スタイルに合ったベイトフィネスリールで精度の高い釣りを
今回は、ベイトフィネスリールの特徴や選び方、おすすめの機種を幅広い価格帯やタイプの機種よりご紹介しました。
理想的なスタイルに合った機種を選ぶことで、バスも多くキャッチできる、より精度の高いベイトフィネスの釣りが楽しめます。