今回はシマノのバス釣り向けベイトリールの中でも、代表的な名機、14カルカッタコンクエストのインプレッションをお届けします。
内容は、ビッグベイト用として200番を使用した上でのインプレになります。
目次
1.最も印象に残ったのは巻き心地!ビッグベイト使用
最も使っていて印象に残っている部分です。それは、「巻き心地の良さ!」です。
ちょっと、ありきたりな感想ですが、最も印象に残るポイントがこれです。
巻き心地の良さについて、具体的には、
- シルキーな巻き心地
- 安定感ある巻き取りで、きれいなリトリーブ
- 巻き感度の良さ
- 静か
があります。
これらは、マイクロモジュールギア採用や高剛性フレームなどが、いい仕事をしているようです。
この強みはビッグベイトだけでなく、ディープクランクやマグナムクランク、スピナーベイトなどの巻物で、是非活用したい要素ですね。
2.ローギアならではの巻き抵抗の少なさ
ローギアならではの、重たいルアーを軽い巻き感で引いてこれる。
また、でかいバスもより少ない労力でランディングが可能。
これも大きな利点ですね。
100、101:ギア比 5.2
200、201:ギア比 4.8
もちろんローギアの欠点、早巻きでのアピールのしにくさや、回収スピードの遅さはありますが。
ローギアである14カルコンの利点として具体的には、
- 疲れにくい
- 集中できる
- 浅掛かりでの、身切れバラシが減らせる
- ロッドアクションでの、テクニカルな釣りがしやすい
- メリハリの効いたハンドルを使ったアクションがしやすい(止めて動かす、メリハリの効いた使用や、不規則な動きで誘うなど)
があります。
3.キャスト時のスムーズな飛び
長期に渡って14カルコンを使ったわけではないので、初期状態がどの程度続くのかわからないけど、キャストしてルアーが着水するまで、他の機種と比べ「滑らかで静かに飛ぶ感覚」がある。
高価な機種でもノイズが少ししたり、滑らかといった印象は無いけどよく飛ぶ機種は多くある。
けど14カルカッタコンクエストの場合、静かで、滑らに良く飛ぶ。
別にちょっとノイズがしたり、滑らかと感じなくても飛んでくれれば問題ないってのも思うけど、キャスト時の静かさや滑らかさが印象的だったので書きました。
4.前モデル、00カルカッタコンクエスト201との比較
パーミング性が劇的に向上したと言えるボディーサイズ。
コンパクトになってしっかりホールドできる魅力はもちろん、手返しの良さでスピーディーな次へのキャストへ進める。
後、何よりもシルキーな巻き心地。
もともと巻き感は良かったけど、マイクロモジュールギア採用の貢献度が高いのか、とてもシルキーな巻き感に進化している。
あとは、安定性アップや、キャスト時の滑らかさ、静かさですね。
飛距離に関しては、同じ野池で使用していて着水ポイントを見ていると、00カルカッタコンクエストより少し遠くに飛んでいます。
14カルコンは、ビッグベイトなど中〜重量級巻物で使いたい機種
長年、カルカッタコンクエストは愛用していて愛着がある為、少々感情的なというか、かなりオススメする流れの書き方もあったかもしれません。
できるだけ排除したつもりですが・・(汗)
色々な機種を使っていて、14カルカッタコンクエストは、編集を加えている現在2019年でもおすすめできる機種です。少々値段が高いですが・・。
この機種の対象者として、ビッグベイトやマグナムクランク、ディープクランクやスピナーベイトなど、「中〜重量級ルアーで巻物に使う場合」には、是非検討すべき機種だと思います。
値段が下がりにくい機種である為、現在でも少し高めの価格ですが、美品をオークションで安く探すのもおすすめの方法です。
ギア比:5.2、4.8
想定購入価格:約4.3万円前後
京都府の野池やダムが豊富な地域在住。低頻度で琵琶湖釣行も。バス釣りは小2から兄に連れられ開始。歴は31年。いつか苦手なリザーバーの釣りを克服したい・・。⇒詳しいプロフィールを読む